2020年6月19日朝刊 The Guam Daily Post より抜粋、要約

 

グアム電力公社(GPA)とグアム水道公社(GWA)によると新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大による影響で不払いになっている電力と水の支払い猶予を7月1日に終了する。支払いが滞っている顧客が継続的なサービスの提供を受けるには6月30日までに支払いの手配をする必要がある。

 

財政的な困難な場合は個別に対応し、最大12か月の支払いプランを用意するとしている。その場合、利息や延滞料は免除される。グアム電力公社(GPA)とグアム水道公社(GWA)は利用者がアメリカ連邦およびグアムの経済救済プログラムから支援を受ける時間を確保するため滞納者のユーティリティ停止を保留する対応をしてきた。

 

ユーティリティの支払いは、電話、モバイルアプリ、オンライン、またはドロップボックス支払いなどから選ぶことができ、現金払いの場合は、銀行、アッパータモンのGPWAドライブスルー決済、マンギラオの公共サービスビルなどで支払い可能。電話での支払いは、☎︎647-5787まで(午前8時から午後5時、月曜日から金曜日)まで。

 

 

「ひえ〜今ですか? 本気? 今じゃないでしょ?」このニュースには驚きました。救済支援金の一人$1,200は多くの人が受け取ってはいるものの、失業支援プログラムの援助や補償の給付は未だ始まらず、いつもらえるのかわからない状態が続いている中での支払猶予期間の終了。つまり3月20日のロックダウン以降、3ヶ月間に手にしたのは救済支援金$1,200だけという人も多いと思えます。せめて失業支援プログラムの給付開始を待ってからの措置にしてほしかった、というのが正直なところです。

 

朝鮮半島の緊張、日本の入国規制の継続、7月1日にたとえグアムの検疫が解除されても旅行者数が一定数まで早期に回復するとは思えません。日本の主要旅行会社も7月のツアー催行をキャンセルした状態が続いています。つまり、旅行者の回復が見込めないと労働者が仕事に復帰できる時期が見えてこないのです。あとふた月は継続して欲しかった、すべきと思います。

 

 

毎日朝刊に目を通し、特に検疫緩和や解除と失業支援プログラムのニュースを追いかけています。しかし、失業支援プログラム申請受付開始以来、支給開始予定日の目安や受け取り始めた人がいるというニュースは全く聞こえてきません。予定は未定、グアムあるあるですね。最後にハシゴ外された感がありますね、このニュースは!

 

 

 

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