2020年7月18日朝刊 The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

危険度の低い地域からグアムに入島する人は7月24日の午前0時以降、検疫の対象にならず、入島5日目にPCRテストを受ける必要がある。新しい規定のもう1つの大きな変更は到着前のPCR検査のタイミングで、現在グアム政府は3日以内にPCRテストを要求してきたが、新しい規定によると5日以内にテストが有効となる。

 

グアムに居住者からは、アメリカ本土でテスト受けることは難しいという。多くの病院、研究所、診療所に電話をかけ、ようやく緊急治療クリニックでPCR検査を受けたが、検査結果が出るまで5〜7日間かかったという。

 

ハイリスクエリアからの入島者で、入島5日間前までにPCRテストを受けなかった旅行者の場合は政府の検疫施設で強制隔離が必要がある。しかしハイリスクエリアからの入島者で入島5日間前までにPCRテストを受け陰性の検査結果が出た場合は自宅で検疫できる。どちらのケースでも、検疫の7日目にPCRテストを受けることができ、陰性結果であれば隔離が解除されるが、14日間は引き続き監視と追跡のルールを遵守する必要がある。7日目のテストで万一陽性結果が出た場合は、入院または隔離となる。

 

 

昨日の速報に続いて、別メディアで紹介されていた記事を取り上げました。現実的には日本入国時の検疫が継続し、航空会社の運休が続き、ツアー中止が延長されているため、観光目的での来島は難しい状況が続きますが、今回の緩和措置が突破口になることを願うばかりです。

 

3日前にはモルディブでも検疫隔離措置を廃止する発表がされましたが、現在グアム政府が発表したものよりほんの少し踏み込んだ内容になっています。「空港では検温などのスクリーニングを行い、空港で感染の疑いがある観光客には空港でPCR検査を行う。モルディブ滞在中に感染が疑われる症状が出た場合は、PCR検査を行う連絡ルートや移送するための交通機関も確保。また、モルディブ出国時も、観光客が希望すればPCR検査を受けることが可能。」という内容で受け入れ側のモルディブ市民への配慮や旅行者の不安を軽減、さらに旅行者の帰国後の隔離回避への配慮も伺える内容になっています。

 

漏れ聞くところによると、この数日グアム空港内で今回の新しい規定に対応するための動きがあったようです。機材の設置とか動線の変更などのようで、ゴソゴソ作業が行われていたようです。昨日の突然の速報に続いて今日はさらに踏み込んだ内容であることを期待したのですが、サラッリと大差ない記事になっていて残念。事実上明らかに感染が疑われる場合を除き入島可能という対応、たぶんモルディブ程度にはしくみが練られているのでしょうが、どうもいつも聞こえてきません。引き続き情報追っかけますね。

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