2020年8月8日 The Guam Daily Post 朝刊より抜粋、要約

米国疾病予防センター(CDC)は本日、渡航者に対し「グアムは新型コロナウィルス感染リスクが高い」という警告を発した。CDCはグアムへの不要不急の旅行を避けるよう要請しており、 特に重症リスクが高い人はグアムの医療が脆弱であるためグアムへの渡航を延期することを求めている。

 

グアムでは3月以降23,480件のテストを実施、陽性率は1.6%。CDCのデータによるとアメリカ全州の陽性率は8.7%で、グアムよりはるかに高いが、今回の警告はグアムを外国渡航の扱いとして言及した。

 

2020年8月8日 The Guam Daily Post朝刊より抜粋、要約

 

グアムでは直近の1週間で52件の陽性が確認されたのをうけ、グアム知事はバーや居酒屋の閉鎖を命じた。さらに8月8日土曜日午後6時に有効となる追加制限も発令した 。グアム知事はまた、現在8月29日に期限が切れる公衆衛生上の緊急事態を延長することを検討しており、グアム島はパンデミック準備状態3のままになると付け加えた。

 

8月8日土曜日午後6時以降の追加制限
•屋外または個人の施設での集まりは25人まで。
•葬式は10人まで、故人との対面は家族のみ。
•通夜、葬式は個人の家では不可。
•バーは以後2週間閉鎖。
最近の陽性例の接触者追跡に葬式やバー等が対象となるケースがあるため。

 

「バーのガイドライン見直しを命じ効果的な計画を策定するために業界のリーダーと協力するようにグアム保健局に要請した」とグアム知事は述べた。

 

レストランは引き続き営業を許可されるが、状況を注意深く監視しており、店内でもできるだけマスクを着用し緊張感と警戒心を持って利用してほしいとしている。レストランはテーブルの間隔が広げられており、多くは仕切りが設置されている。また、最近の状況からもわかるように、多くのレストランは陽性者との接触が確認された場合、自発的に情報を開示し積極的に公衆衛生とPCR検査の実施を行っている。

 

グアム知事は、グアム保健省が行なっている追跡と監視に30人を補充すると述べた。迅速かつ効率的に追跡および検査がされるように目指している。また、事業運営のための最小要件として、フェイスマスクの着用と社会的距離を強化することになり、準拠していないビジネスは閉鎖される可能性があるとグアム知事は述べた。

「私達は新型コロナ ウィルスの感染拡大を世界の多くの場所よりもうまく抑えることができています。私たちはできることを継続する必要があり、フェイスマスクの着用と社会的距離は依然として重要です。家族以外の人との接触を制限、友人や家族といる時でもフェイスマスクの着用が必要。外出する必要がない場合は家にいてください。」グアム知事はメッセージを送った。

 

 

あちこちのレストランが開き始めて外でランチをするのが唯一の楽しみになっていましたが、メジャーどころのレストランで次々と感染者が確認され、がっかりです。さすがにお持ち帰りランチに切り替えました。ゆっくりでも前に進んでいると信じて心穏やかに過ごしてきましたが、停滞いや、やや後退していることを思い知らされるニュースになりました。

 

昨日、ローリスクエリアの更新も行われたようですが、日本は相変わらず適応外。グアムラバーズには「9月に予約しました」「11月に行きます」など多くの旅の予定をお知らせいただいていますが、みなさんをお迎えできるのか…..不安になってきました。

 

2日ほど前に日本に帰国した知人の話によると、成田入国時の段取りもまだ整っていないようで、成田到着から空港を出るまでに6時間程度かかったようです。7月29日から日本入国の際の検疫が、PCR検査から唾液検査に切り替わりましたが時間短縮には繋がっていないようで、今後航空便が増加されたら対応できないでしょう。「3時間半でいける海外・グアム」、感染状況が落ち着いて検疫が緩和されても日本到着後、空港で6時間足止めされるとグアム旅行の動機付けにも悪影響を及ぼしそうです。

 

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