2020年9月25日朝刊 The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

グアム知事は明日9月25日正午より小売店やヘア、ネイル、タトゥーショップ、ペットグルーミングなどのパーソナルケアが25%のキャパシティで再開できると発表。対面型のビジネスについては予約制で行う必要がある。

 

モールも再開されるかもしれないが、共有エリアは閉鎖されたままになる。また、レストランは屋外ダイニングが可能、屋内での食事は引き続き禁止。射撃場、個別のウォータースポーツ、スキューバダイビング、​​ゴルフ、テニスも許可される(グループごとに最大4人)。スパについては25%のキャパシティで個別の部屋での予約のみ。

 

すべての旅行者は引き続き隔離されるが6日目に検査が行われ陰性の場合は自宅で検疫を完了させることができるようになる。

 

「私たちは今年の大半をパンデミック下で過ごすことになり、多くの方が検疫による辛さを経験していることを知っています」と述べ、引き続き集まりは禁止、マスク着用、定期的な手洗いという基本の必要性を繰り返した。また「われわれは事業を再開します。安全を確認しながらビジネスを徐々に再開して、人々がどのように行動し、どのように反応するかを確認します」と知事は述べた。

 

中小企業はPCOR1.5を提唱
今回の会見で「PCOR1.5」という用語が使われた。パンデミック指標PCOR1(Pancamic Condition of Readiness)は維持されており、一部の制限が緩和されたが最高レベルの制限であるPCOR1は引き続き延長され、ロックダウンも継続される。

 

ビジネス担当者にはマスク着用、温度チェック、社会的距離、その他のガイドラインの厳密な準拠を求め、エッセンシャルビジネス以外は「PCOR1.5」で25%、「PCOR2」で50%のキャパシティで再開することをとなる。

 

不動産や自動車の販売については予約制のみで許可、オフィススタッフは25%とすることを提唱。美容室、ヘアサロン、ネイルサロン、理髪店も同様で、顧客は車で待機し予約時間に電話をかけ到着を伝えることとなる。

 

制限緩和計画は入院を含む公衆衛生データによるとしており、この1週間で、毎日の入院は約50から約40に減少したが、それでも日々の減少は5人未満に止まっている。

 

「すべての計画は専門家との審議を経て最終決定が下されます。その都度、新しいルールが発表されます。家にいること、社会的な距離を保つこと、手を洗うこと、そして安全を守ることを厳守してください」述べた。


炎天下で長時間待たされるのはツライ!

入島者の検疫期間が短縮されたのと、今まで閉鎖されてきたビジネスが制限付きでも再開されることになったのは大きな一歩です。特にヘアサロンの再開は多くの人が待ちわびていたので、発表直後から予約が殺到していたようです。たぶんゴルフ場も同じような状況だったに違いありません。

 

 

ただ、キャパシティを制限することでの弊害もあります。例えば郵便局などは連日長蛇の列。2時間待ちを覚悟しないとダメなようです。グアムは暑いので屋内でUターンを繰り返しながら列ができ、前後はソーシャルディスタンスを保てても、左右は接近した状態が続いていたとか….。あまりの密状態に苦情が寄せられたのか、屋外に列を伸ばすように促されるようになると、今度は灼熱の太陽が照りつける中で長時間待つことに….。また先日は電話局(GTA)に用があり、毎日電話をするもののスタッフがいないのか全く電話が繋がらず、仕方なく出向いたら平均2.5〜3時間待ちと言われ諦めて帰ってきました。銀行もしかり、朝一番から終日、毎日列ができています。エッセンシャルビジネスとされるビジネスでは利用者に大変な負担がかかっており、感染リスクを高める状況も一部で続いています。

 

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