2020年11月17日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

地元のバーのオーナーであるトーマス氏は、グアム地方裁判所への訴訟が却下されたことに対し、彼と彼のような他の人々は異なった扱いを受けていると主張している。またパンデミック中に特定の事業の閉鎖を命じたグアム知事の執行命令を無効にするよう連邦裁判所に求めている。今回の訴訟はグアム知事と保険衛生省のディレクターが被告となり個人的および公的な立場で訴訟が起こされた。

 

「裁判所はトーマス氏がグアムで事業を所有しており、被告は補償なしで事業を継続することを阻止されたこと、他の事業は引き続き運営されていることを認めた上で、トーマス氏や同業者をエッセンシャルとみなされるビジネスを区別する理由はないが、閉鎖の対象となる」と却下理由は述べている。

結局のところ、人はバーでもペイレスと同じように距離を置くことができるにもかかわらず、補償なしで公的目的のためにとられた措置。シャットダウン命令はトーマス氏に影響を与え、彼自身の財産、生計を立てる権利の有益な使用を妨げた。要するに憲法で保護された基本的な権利が剥奪された、とも述べている。

 

11月に13日、連邦裁判所に却下に反対する意見回答を提出した。「ここでの問題は、エッセンシャルかどうかの区別がウイルスを封じ込めることに対するグアム政府の利益に合理的に関連しているかどうか。事前通知、聴取の機会、または正当な補償が与えられていないため、正当な手続きを奪われたと訴えている。正当な手続きを奪われたと訴えています。正当な補償がされないことを支持する根拠となる資料も示されておらず、また、棄却の根拠となる資料にも応答していない。訴訟はグアム知事の執行命令が私有地での市民の移動を管理する、という点で憲法に違反していると主張している。


 

裁判関係の記事は難しく、少し不安がありますので、もし間違っているようであれば教えてください。記事はどうも玉虫色の判断のようですね。申立人の事実関係を認めた上で、補償については言及しない感じですね。世界的にもバーとかスポーツクラブとか業態によって感染リスクを判断し行政命令の内容を区別するのは仕方のないような気もしますが、部分的に営業できている飲食店と区別して補償を請求することも納得できます。

 

感染が収束するどころがクラスター発生が続き、依然として出口が見えない日々が続いています。それぞれの立場で最善を考えしたことの是非が問われ、それに振り回され人生が左右されるような事態に陥っている多くの人がいます。裁判では少なくとも私たちの思考回路を整理できるような、整合性のある説明がほしいですね。

 

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