2020年11月28日朝刊 The GUAM Daily Post より抜粋、要約

 

グアム知事は公衆衛生上の非常事態を12月29日まで延長する行政命令2020-41号に署名した。これによりグアムは引き続きPCOR1が続き、COVID-19の拡散を抑制するための制限が続くことになる。

 

グアム知事は延長を決定の理由について、以下のように概説した。
– 3月以降のCOVID-19関連死111人
– 3月以降のCOVID-19の症例数は6,700例
– 直近の週平均での陽性率8.7%
– 金曜日の時点で入院患者45人、そのうち9人が集中治療室
– COVIDエリアリスクスコアは11月14日に最高値47に達し、グアムの理想的なリスクスコアは5以下を目指している

 

学校関係者の陽性
タロフォフォ小学校の職員1名が接触者追跡でCOVID-19の陽性が確認された。ハードコピーを選んだ生徒への教材と食品の配布は継続。

 

税関職員が2人が陽性
グアム税関検疫庁は、グアム国際空港の職員2名がCOVID-19の陽性反応を確認。その結果、13名の職員が自宅検疫に残り、検査を受ける予定。空港の中央事務所を含む税関検査場は消毒され、税関業務は継続。

 

継続される制限
家庭では「安全に自宅での生活」を営むことが継続され、すべての個人、特に重症度リスクの高い人は自宅外への移動を最小限に抑えるよう奨励されている。自宅を離れる必要がある場合は、グアム保健省のガイダンスに従うよう促している。重症度リスクの高い人とは65歳以上の人、または基礎疾患(高血圧、慢性肺疾患、糖尿病、肥満、喘息を含む)を持つ人、およびがんの化学療法やその他の治療を必要とする疾患により免疫システムが低下している人を意味する。

 

幼稚園から12年生までのすべての公立・私立学校では、引き続き対面授業が禁止され、遠隔学習を継続するための教職員の登校はグアム保健省のガイダンスに従う必要がある。

 

認可された事業やその他の活動は継続でき、グアム保健省のガイダンスまたは指示書の下でソーシャルディスタンスやマスクの着用など、緩和策のルールを守り継続して運営することができる。

 

集会などの集まりは単一世帯のメンバー以外の人と、共通の目的のための会合を言い、懇親会および集会などは、グアム保健省のガイダンスに別段の規定がない場合は5 人以下に限定される。

 

政府職員と一般市民の安全なコミュニケーションを確保するために、グアム政府関連の会議へのインターネットなど電子出席の継続を承認。

 

グアム保健省が発令するガイダンスに従わない個人および企業は、法令に基づく罰金、その他の罰則の対象となる場合があり、グアム警察の支援を得て適用され、執行することができる。


2020年の意味を
正しく総括してくださいね。

2020年はコロナ一色で幕をおろすことになりそうですね。社会人になって以来、留学期間を除いては仕事から離れたのは産後のひと月だけだった私にとって、途方にくれたり不安になったり、すっかりやる気がなくなったり、気を取り直して断然やる気になったり、そんなことの繰り返しでした。それでも楽しいこともたくさんありました。普段はなかなか時間が取れない人たちと話す機会も増え、仕事だけの繋がりだった人たちと親しくなれた有意義な時期でもありました。何年か経って、あの時はどうだった…こうだった….と楽しく思い出して笑いあえる友達が増えました。

 

ワクチンが承認され流通の目処が立ち始めています。また、世界的にも第三波が落ち着きつつある地域や国が出始めています。年が明けると状況は徐々に変化し、検疫や渡航制限などにも変化が出てくるのではと思っているのですが…..どうでしょう。興味深いのはコロナ禍の新しい生活習慣が今後の社会でどれほど定着しライフスタイルを変えるか、ということです。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言われるようにコロナがなかったように元の暮らし方に戻っていくのか、もしくは中国を発祥とするさまざまなウィルスへ警戒する意識が根付くのか…。

 

人類は過去にも多くの経験をしながら、その歴史に学ぶことなく同じ過ちを繰り返してきました。時間の経過とともに歴史が歪曲されることも多々あり、さらに後世が振り返り認識することを難しくしています。世界中を巻き込んだ新型コロナウィルスにおいては原因究明から、対策の検証、経済的損出、さらに人々に与えたメンタル面での影響など、それぞれの国において多方面で正しく精査され記録されることを願います。そしてコロナ後もダメージを受け続ける人や組織への配慮が続くことも忘れてはなりません。でも、そうはならないのでしょうね。またしても政治的な理由や各国の思惑で都合よく締めくくられてしないのでは…..。世界中を巻き込んだ歴史に残る危機でもやっぱりそうなるのでしょうね😿😿😿…..。

 

グアムにおいてもしかり、COVID-19によって浮き彫りになったさまざまな社会問題。産業構造の偏向、島民の経済格差、脆弱な医療体制、たくさんに宿題を抱えていることを決して忘れず心して2021年はリカバリーへ向かいたいものですね。

 

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