2021年3月8日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアム労働局長は、先月末に連邦労働局が時短労働者も対象になると発表した後、パンデミック失業支援の請求を行うよう促した。「速やかに請求を開始し、支払いを受けるようにしてください。以前と同様に請求を再開することができます。しばらく申請をしていない場合は、再設定しなければならないこともあります」と述べた。また、連邦上院が第3次刺激策パッケージを可決したのを受けて、プログラムが延長されるように準備を進めている。

 

失業支援プログラムは昨年、失業中の住民と、パンデミックの影響で時短労働者に給付金を支給していたにも関わらず、グアム労働局長は1月、営業を継続している企業で勤務時間が減らされて働いている従業員は、パンデミック失業支援の対象外となったと発表。グアム知事は2月1日、米国労働省に書簡を書き、労働時間が短縮された労働者が援助金を受け取る資格を得ることができるように求め、のちに承認された。このプログラムの下で、住民は週に645ドルを受け取る。

 


突然の対象外、返金、
不安や混乱を招いた不手際支援!

 

この件では多くの人が不安な気持ちで過ごしていたことでしょう。そしてこのプログラムでは労働ビザで失業給付を受けていた人たちが、返済を求められています。いずれの人もグアム労働局の指針に基づき、必要な書類を提出した上で正しく申請を行い、当局が審査した上で支給を受けてきました。

 

にも関わらず、何ヶ月も経過したのち、間違ってたとか、返してとか、行政の不手際が露呈した事態です。グアム在住の日本人にもこれらの不手際に巻き込まれている人も多く、ビザのステータスで仕事をしてきた人の中には、生活設計が成り立たないとグアムでの暮らしに見切りをつけ、すでに帰国した人もいます。

 

バイデン政権誕生後、初めてのコロナ追加対策法案、この修正法案を上院が可決したということなので、再び下院で審議されたのち、バイデン大統領が署名して成立するする見通しで、失業支援も8月まで続くことになりそうです。8月と言えば、オリンピックがあれば開催されている頃、まとまった支援もこれが最後になるのではと感じでいます。終了する頃に、経済が回復軌道に入っているといいのですが……。

 

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