2021年3月24日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアム教育省(GDOE)は、コロナ禍で不足している授業時間を補うためにサマースクールプログラムを提供する。GDOEの教育長は新型コロナウィルスの影響で公立学校の生徒の学力や社会性の発達が損なわれていることを認識しているという。サマースクールはすべての学校で行われ、保護者は対面かオンラインかを選ぶことができる。

 

来年度からハードコピー学習の生徒がオンラインへ移行するため、プラットフォームを使いこなせるようにサマースクールの利用を勧めている。6週間のサマースクールプログラムでは、全学年を対象に午前と午後のセッションを提供する。このプログラムには、2021年9月まで連邦政府から資金援助が充当される。

 

プログラムの実施にはGDOEは村長や非営利団体と協力して、コミュニティ・ラーニング・センターを活用、教室内では社会的距離を3フィートにするなど保健省のガイドラインを反映して実施される。


制約の中での勉強だけでなく
すべての子供に素敵な夏休みを!

いつの間にかクリスマスになり年が明け、いつの間にか桜の季節になりました。グアム教育省は一年間手をこまねいていた問題にようやく乗り出した感じですね。そして、卒業シーズンが目の前に迫り、長い夏休みが視界に入ってきました。別の記事では今年も解放記念日のフェスティバルの中止が決まったようです。自由や活動を制限する日々はまだまだ続きそうです。

 

感染拡大のサイクルや検疫ルールが見通せない中で、いかに楽しく実りのある夏休みを子供達に過ごさせるか、親にとっては頭が痛いですね。スポーツに専念する夏、楽しい家族旅行をする夏、新しい何かに挑戦する夏、それぞれの子供の行動に制限がのしかかりますが、遅れている学業を取り戻すだけでなく、自ずとやる気が湧いてきてと未来へのワクワクがみなぎる夏にするには…….お母さんは頭を抱えているのでしょうね。

 

コロナはリスクという概念を常に考えさせることになりました。外出して感染するリスク、マスク着用やソーシャルディスタンスなしのリスク、ワクチン接種の副反応のリスク、ワクチン接種をしないリスク、社会の風潮やメディア報道に迷わされずリスクとベネフィットを考える習慣、その中でのびのびと未来への希望がもてる心を育てる。学校との距離が遠くなっている今、学業以外でも家庭での教育が一層重要になっているのだと思います。就学年齢のお子さんをお持ちの家庭は本当に大変だわ。

 

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