2021年4月1日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム政府観光局(GVB)は、日本における観光デスティネーション・マーケティングの代理店業務を株式会社新通エスピーに委託したことを発表した。

 

GVB局長は「グアムと日本の長い歴史を尊重することは、観光産業を再建する上で重要です。このパンデミックを乗り越えるためのコラボレーションを期待しています」と述べた。

 

株式会社新通エスピーはGVBの代理店兼連絡事務所として運営され、GVBの日本チームと緊密に連携し、観光の促進と渡航者数の目標達成に向けて取り組んでいく。同社の代表取締役社長 樋口総一郎氏は、「グアム政府観光局との間で、日本における観光デスティネーション・マーケティングの代理店業務に関する契約を締結できたことを大変誇りに思います。マーケティングや旅行業界での長年の経験を生かして、日本の旅行者に魅力的なグアムを紹介できると確信しています。パンデミックが終わった後は、グアム観光に関わるすべての関係者、グアムと日本の関係者と密接に協力しながら、日本の旅行者の最初の選択肢としてグアムが選ばれるように全力を尽くします。私たちはとても興奮しながら準備を始めています」と述べた。

 

株式会社新通エスピーは、1977年にセールス&トレードマーケティングのスペシャリストエージェンシーとして設立された。現在では、600名を超えるセールスプロモーションのスペシャリストが、街頭や小売店、全国の展示会やイベントなどで活躍している。また、東京、大阪、名古屋、福岡、広島、札幌、金沢、沖縄などにオフィスを構え、日本国内のクライアントのビジネスをサポート。観光地のマーケティング戦略立案、広報活動、地域活性、スタッフトレーニング、小売店でのフロントマーケティング、店頭プロモーション、デジタルプロモーションなどを行っている。

 


ワクチン接種2回完了!
今回も発熱、頭痛なし。

 

昨日、2度目のワクチン接種をしてきました。とってもスムーズで待ち時間なし。スタッフのオペレーションもすっかり慣れた感じで行われていました。よく聞くのが1度目より2度目の方が発熱や頭痛が起きる人が多いようなので少し心配もありましたが、今のところは何の問題もなさそうです。接種資格のある人の半数が接種を済ませたら5月1日に検疫免除するというグアム知事の方針に貢献できたかな?

 

検疫免除は小さな一歩で、日本や韓国の検疫が継続している限り、本格稼動とはいかないでしょう。しかし、グアムがどう主要マーケットにアプローチしていくのか、再開への道筋が私たちにも見える形で伝わってくるでしょう。コロナ禍のマーケティング戦略はとても大変でしょうが、新しいエージェントさんには頑張って欲しいですね。コロナで全てが仕切り直しですから、既成概念にとらわれずに未来のグアムの位置付けを念頭に観光業回復に突き進んでいくことを願っています。

 

昨日にはパラオの大統領が台湾を訪問した、というニュースを耳にしました。台湾とパラオは共ににコロナを抑え込んでいる優等生同士。従来直行便もあり、トラベルバブルも構築しやすい間柄でしょうから、今回の訪問はその辺りが本題でしょう。台湾とパラオ間でトラベルバブルが実現すれば、後に続く地域にも参考になりそうです。

 

昨年の今頃、非常事態宣言下、直行便が成田一便を除いて運休される中、首都圏の電車で大々的に渡航を呼びかけるグアムの広告が展開されていたと聞きます。社会のムードやタイミングを読み誤まれば効果は期待できません。政治家からビジネスオーナーまで、誰にとっても感度と深読み力が試されることになるでしょう。

 

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