2021年4月3日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアムが台湾に対して渡航再開を要請していることが、台湾政府の放送局であるラジオ台湾インターナショナルによって報じられた。 Lin Chia-lung運輸相は、海外旅行の開放の可能性をめぐるグアムとの協議が進行中であることを確認したとしている。グアム政府は以前から台湾との間でトラベルバブルを実現することで望んでいると述べていた。

 

火曜日、パラオと台湾は、パラオの大統領が台湾を訪問した際に、「無菌トラベル回廊」と呼ばれるトラベルバブル協定を開始。台湾の蔡英文総統は、パラオの大統領夫妻を台北迎賓館に招き、パラオ代表団のメンバーを歓迎した。

 

台湾からは100名以上の観光客が木曜日にパラオに向けて出発し、今後は週1回のペースで台北からのフライトが運行する予定。ラジオ台湾インターナショナルによると、シンガポールとベトナムも台湾との間で旅行のトラベルバブルの構築を求めているという。

 

グアム政府観光局(GVB)局長は、トラベルバブル計画について「台北経済文化局やルー・レオン・ゲレロ知事のオフィスと常にコミュニケーションをとっている」と述べた。グアムでは16歳以上の島民の半数がCOVID-19の予防接種を受けていれば、5月1日に島の観光業を再開する予定がある。

 

ラジオ台湾インターナショナルによると、台湾の観光局は水曜日にグアム当局からトラベルバブルの設立に関心を示す手紙を受け取ったという。台湾は現地の台湾人代表を通じて協議を開始したが、まだ合意に至っていない。グアム知事は12月に2021年中に台湾を訪問したいと述べており、実現すれば台湾とのトラベルバブルを後押しするだろうという。

 


日本、韓国、台湾、
プラスその他の地域を組み合わせて
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コロナ後の観光業回復?

グアムは台湾からの渡航者を期待していますが、コロナが落ち着いたら自ずと増えるでしょう。台湾からの海外旅行は日本が30%で一番人気。中国、香港、マカオで全体の40%強を占めていたようです。この40%の地域は今後はほぼ見込めないでしょう。連日繰り返される中国軍機による台湾防空圏への侵入や領海侵犯、世界保健機関(WHO)の年次総会への台湾のオブザーバー参加が中国の反対で認められなかったこと。この1週間程度でも台湾パイナップルの中国への禁輸やパラオ大統領の台湾訪問を中国が反発するなど、数えればきりがないほどの切迫事案が続いています。

 

台湾の人たちの海外渡航先は近隣諸国や地域が中心であるという傾向があり、グアムへの渡航者増の可能性は環境からして非常に大きいと思います。トラベルバブルは双方で感染が収束していることが基本、コロナ優等生である台湾がグアムとのバブル構築を受け入れれば、他の国や地域に対するグアムの感染収束をアピールできることにもなるでしょう。

 

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