2021年4月11日朝刊 Pacific Daily News より抜粋、要約

 

グアム政府はバイデン大統領が「アメリカン・レスキュー・プラン」で承認した1,400ドルの経済刺激救済金(Economic Impact Payment・EIP)の支払いを開始するための資金を確保した。約20,000件の支払い(総額53,839,424ドル)は、土曜日にグアム国歳入庁(Department Revenue and Tax・DRT)で処理され、来週初めには会計係に送られる。

 

グアム知事は、「私たちは島民の健康を守るために、公衆衛生上の緊急事態において対策を継続しています。私たちのチームは、資金を受け取り次第、支払い処理ができるように水面下で準備を進めてきました」と述べた。今週初めから支払いをリリースできるように懸命に動いているという。

 


ワクチン接種の拡大とともに
効果を過信せず、引き続き
感染対策継続の重要性を周知!

いよいよ経済刺激救済金(Economic Impact Payment・EIP)の第3弾の給付が今週から始まるようですね。ワクチン接種が進むアメリカではコロナ経済対策の個人への支援もこの辺りが最後になるのでは……? 今後は企業への支援が経済回復の鍵を握ることになるでしょうが早くも法人税率引き上げが話題になっていたり、新しい企業支援策が聞こえてこないので心配です。もし、経済回復軌道と法人への支援や法人税引き上げのタイミングを誤れば、雇用の回復が見込めず、治安の悪化や格差の拡大をさらに広げてしまうでしょう。

 

さらに、グアムでは広く接種が進んでいますが、「ワクチンの免疫効果少なくとも半年は持続」、というのが現在のCDCの見解です。免疫の持続期間がさらに延びるかどうかや、変異ウイルスに対しても同様の働きが維持されるかどうか、まだまだわからないこともあります。成り行き次第では、再びコロナの新局面も考えられます。日本人の大半がワクチン接種を受けることには、世界の人々は免疫がなくなっているかも知れませんね。

 

日本では高齢者へのワクチン接種が始まっていますが、対象者になっても予約を取れなかったり、ワクチン確保が十分でなかったり、混乱が続いているようですね。ただ、高齢者のコメントを聞いていると、どうも誤解があるようです。ニュースを見ているとワクチンを打ったら「旅行ができる」とは「孫に会える」とか、どうも高齢者の皆さんは感染を防げると勘違いしている方が多いような口ぶりなのです。「予約が取れないので、当分はマスクして手洗いを心がけて今まで通り….」とコメントしている方もいました。ワクチン接種をしても感染、発症や重症化リスクを下げる効果しかないこと、今まで通りの感染対策継続の必要性をきちんと伝えることが大切なように思えます。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!