2021年4月27日朝刊 The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

Apple Pacific Restaurant Groupが運営するLongHorn Steakhouse、Applebee’s、Olive Garden、Pielogy、IHOPのジョブフェアが開催され、数十人の住民が集まった。雨の降る月曜日の午前9時、ジョブフェア開催前から、LongHorn Steakhouse前は、応募用紙に記入したり、面接の列に並んだりする就職希望者で賑わっていた。LongHorn Steakhouseの総支配人は、「ここに来た皆さんは働きたいと思っている証拠です。私たちは今、本当に従業員を必要なのです」と語った。

 

現在、多くのレストランが可能な限り通常の営業に戻そうとしており、グアム知事も5月の観光再開を目指している。特に、飲食業界は労働者を切実に必要としている。

 

「今は、非常に魅力的な候補者が多い」と採用担当者は言う。応募者の中にはパンデミックの影響で、家族や友人以外の人と話すのが久しぶりだったため、面接では少し緊張したという人もいた。採用担当者は、今回のジョブフェアに参加できなかった人でも、募集中の仕事に応募することができるという。

 

ここ数週間で、多くの企業がジョブフェアを開催し、求人情報を掲載した。先週2日間に渡り行われたバーチャル・ジョブ・フェアでは、飲食業、ヘルスケア、連邦政府機関、グアム警察、陸軍、会計事務所、警備会社など、十数社が数百件の求人情報を発表した。

 

グアム労働局長は、パンデミック失業支援の申請件数が減少していることから、ここ数週間で数百件の求人情報があった。パンデミックで約30,000人が連邦政府からの失業給付を受けることができましたが、9月4日に終了するため、求職者に対しては9月まで待たずに仕事を探したり、資格取得のためのトレーニングを開始するようアドバイスしている。グアム労働局はグアム知事と協議の上、パンデミック失業支援継続給付の条件となる求職活動の要件を近々見直す予定。

 


観光業はホテルや飲食だけではないですよ。

 

観光業に携わってきた多くの人が休職や解雇状態になると思われます。パンデミック失業支援の期限が残り5カ月となる今、パンデミック後を見据えた人生の選択を迫られているのでしょう。できることなら元の仕事に戻りたい、会社も状況が整えば元に仕事に戻って欲しい、と思っていても時間とのギリギリのせめぎ合いの中でそれぞれが選択をせざるを得ないシーンが出てくることでしょう。多くの日本人の場合は、居住地をグアムから他に移すことも考えられます。

 

グアムの魅力を温存して観光業を再開するために必要な支援とは、産業として残すべき、育てるべき観光業の未来図に必要なグアムのインフラとは……。グアム政府には業態ごとに事情は様々であることをわかって、きめ細かなサポートをして欲しいですね。そんな動きがひいては、個々の人生の選択のヒントにもなるように思えます。

 

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