2021年5月15日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約
グアム知事は金曜日、COVID-19の予防接種を完了し、その証明書を持っている旅行者は、グアム島に到着した時点で検疫の対象から外れると発表した。また、米国疾病管理予防センター(CDC)は、予防接種を受けた人は、屋内外のほとんどの活動でマスクを着用する必要はないと発表したが、グアムでは引き続きマスクの着用が義務付けられている。
「アメリカ本土でマスク着用不要の指導がありましたが、グアムの状況は特殊です。グアムは島国であり、患者数の増加は医療システムを圧迫する可能性があります。」とグアム知事は述べた。さらにグアム知事は、急激な新規養成者の増加があった場合には、制限を復活させると述べている。
ファイザー社またはモデルナ社のワクチン接種2回目から2週間後、またはジョンソン・アンド・ジョンソン社のワクチン接種してから2週間後に完全に接種されたことになるとグアム知事の医療チームは述べ、空港に到着した乗客は写真付きの身分証明書とCDCのワクチン記録カードに加えて、ワクチン接種証明書と署名入りの宣誓書が必要としている。
グアムでワクチンを接種した人は、オンラインで接種を確認できるため、二次証明書は必要ない。しかし、乗客が書類を持参していれば、より迅速に手続きが行われるため、旅行を計画する際には証明書を準備してほしいとしている。
新しい動き
グアム知事は、先週、COVIDとの戦いにおいて、以下のようないくつかの進展があったことを指摘した。
● 集会に参加できる人数が100人に拡大された。
● 50人程度のグループは、ワクチン接種の集団予約ができるようになった。予約はアメリカン・メディカル・センターのホア・グエン医師（647 8262またはinfo@amc.clinic）まで連絡すること。
● 12歳から17歳までの未成年者はファイザー社のワクチンを受けることができるようになり、木曜日には70人の若者がグアム大学でワクチンを受けた。
● グアムでは英国、カリフォルニア、南アフリカを含む3種類のCOVID-19の変異種が6例確認されており、渡航歴のない1名が英国の変異体であることが確認されている。
● 16歳以上の島民の67.4％が少なくとも1回のワクチン接種を受けており、57.5％が完全に接種。
新しいガイダンス
グアム保健省は、金曜日に新しいガイダンスを発表、詳細を説明した。到着前の検査結果にかかわらず、グアムに入国する人は、以下の場合を除き、10日間の検疫を受けることになる。
● 完全な予防接種を受けたことをすぐに証明できる人。この証明にはワクチンカードと、ワクチン提供者からの手紙などの二次的な証明が必要。グアムでワクチンを接種した人は、2つ目の証明書を提示する必要はない。
● 過去にCOVID-19に感染したことがある人。グアム到着後3ヶ月以内にCOVID-19に感染し回復した方で、感染の兆候が見られない方は、到着前10～90日前に採取した有効な陽性反応の検査結果と、到着前10日以内に採取した陰性反応の検査結果を提示すれば、検疫が免除される可能性がある。
● 居住者である航空会社の乗務員および連邦航空局の職員。
● ワクチン接種の証明書を持たない同伴者のいない未成年者は、空港に迎えに来た親または法定後見人が指定した賃貸住宅または個人宅で10日間の検疫を受けなければならない。
● ワクチンを接種していない子供がワクチンを接種した親または保護者と一緒に旅行する場合、お子様は親、法定後見人、または権限のある代理人が指定した住居で10日間検疫を受ける必要がある。
● 完全にワクチンを接種していない人、またはCOVID-19に感染したことがあるという書類を提示していない医療紹介者の乗客は、承認された賃貸宿泊施設または個人の住居で、移動制限のガイドラインに沿って検疫を受ける。
● 緊急の事態にある方は、空港から直接政府の検疫施設に行き、検疫施設で必要なサービスを決定するための評価を受ける必要がある。
グアム知事の英断で
検疫緩和が本日スタート！
グアムでワクチン接種を受けた人は証明書の提出が不要なようで安心しました。なんせ、電話もつながらない、メールの返信もない状態ですから。そのうち証明書発行の手続きのカタチも徐々に確立するでしょうから、それを待ちましょう。
さらに疑問はすでにコロナ感染した人も検疫免除されるようですが、果たして感染したことをどのように証明するのでしょう？たとえば、日本でワクチン接種証明書やコロナ感染既往歴を証明する書面なんてどこで入手できるのか？往来のある他国の事情も調査して、もう少し詳しく教えてほしいところですね。ですが、まずは検疫緩和スタート初日にお祝いしましょう！
ランキンングにも一応参加し始めした。
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