2021年6月25日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム島の観光担当者は、COVID-19の予防接種と休暇プログラムの費用を理由に一部の旅行者にキャンセルが出ています。旅行者1人あたり880ドルの追加Air V&V料金には、3回のPCR検査が含まれている。これは、ホテルの宿泊料金に上乗せされる。

 

グアム政府観光局(GVB)の局長は、7月の第1週までに旅行条件が緩和されれば、Air V&Vのコストを削減できるといい、旅行者に通知できるように、変更内容を知らせるリードタイムを1週間以上確保するようグアム政府に求めている。

 

旅行者にとって「より身近な」選択肢に
GVBは台湾からの最初のチャーター便が7月6日に到着し、続いて7月10日、7月14日にも到着すると予想している。グアム知事には、7月の第1週に導入される予定のプロトコルが採用されれば、ワクチン接種と検査の費用がおそらく半分以下になると思われ予約をしやすくなると思います」とGVBは述べている。

 

GVB理事会は880ドルのAir V&V追加料金からサラ・アラート・ヘルス・モニタリング75ドルの負担を決めた。これは観光客だけでなく地域社会全体の利益につながるものである。

 

その数時間前、グアム知事は経済フォーラムでグアムの成人人口の75%が完全にワクチンを接種した場合には追加の旅行制限を解除するよう医療グループから助言されていると述べた。この75%のワクチン接種とは、18歳以上の成人で約90,029人が完全に予防接種を受けたことに相当する。

 

最新の数字
木曜日の朝の時点で、グアムでは86,165人の成人がワクチン接種を完了しており、これはグアムの成人人口の約72%にあたる。GVBの担当者によると、今週中には75%を達成できる可能性があるという。グアム知事の目標は、グアムが77回目の解放記念日を迎える7月21日までに、80%の集団免疫を達成すること。つまり96,031人の成人がワクチン接種を完了することを意味する。

 

経済サミットでグアム知事は、COVID-19に対する集団免疫が達成されれば、7月21日以降、店内の100%のキャパシティ、マスクの着用を任意とするとも発表した。


いよいよ、日常を取り戻す最終段階?

 

接種が一度で済むジョンソン&ジョンソンを選んだ場合のアメリカ本土へのワクチン接種ツアーパッケージは、5泊6日程度で概ね20万円程度で販売しているようですから、多分グアムの方が高くなる上に外出が一切できないというのがキャンセルを検討する消費者感情なのかもしれませんね。しかし、グアムの場合は最短3日で済むというのがメリットです。

 

グアム政府は目標としているワクチン接種が成人人口の80%に達した場合、7月21日以降公共の場でのフェイスマスクの着用が任意となり、レストランや小売店などのビジネスも100%再開できる可能性を検討しているようです。つまり、失業給付(PUA)支給の前提となっている公衆衛生上の非常事態を継続しながら、グアム島の行動制約を通常に戻そうということなのでしょう。PUA支給期限まで2ヶ月余り、パンデミックから通常経済への移行、スムーズにできるといいのですが……。

 

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