2021年6月27日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

グアム政府観光局(GVB)と業界関係者は、観光客を島に呼び込むためのプログラムに取り組んでいる。その中には、1年間にわたる旅行業界の閉鎖後、旅行と観光を促進するための2つの短期キャンペーンが含まれている。

 

「Air V&V」キャンペーンでは、島外からの観光客やアメリカ人駐在員が予防接種のためにグアム島を訪れることを誘致するもの。また、「Hafa adai, Hafa Price」キャンペーンでは、アメリカの救援計画の資金を利用して、グアム島での観光客の消費を後押しするとともに、旅行代理店や航空会社にもインセンティブを与えることを計画している。いずれのキャンペーンもメリットがあり、良い結果を出せる可能性があり、「Air V&Vキャンペーン」はスタートした。「Hafa adai, Hafa Price」キャンペーンは計画中。

 

グアムでは従業員の給料の一部を地方自治体が負担して、短期的に仕事に就いてもらう雇用奨励プログラムが議論されている。9月に連邦政府の失業支援が終了すると、何千人もの人が失業するのではないかと危惧されているためである。しかし、十分な仕事がなければならない。観光産業が再開しなければ、雇用に結びつかない。

 

観光インセンティブも重要。どちらが先かという問題ではなく、まずは観光産業を活性化させることが先決。観光業界にある程度の猶予を与えてから、雇用プログラムを導入することを検討している。

 

本当に必要なのは、市場投入までのスピード。決断に時間がかかればかかるほど、これらのプログラムが軌道に乗るまでに時間がかかってしまう。その間に、他のデスティネーションにシェアを奪われてしまう可能性がある。

 


ハワイ盛況の影で実は、
増えて続ける
小売店のクローズ

 

今日は、毎日ニュースを追いかけているPDNの記者による寄稿記事を取り上げました。ホテルやレストランなど賑わいを見せてている場所や米軍基地関連で進められているインフラ事業などだけを見ていても実態は掴めないでしょう。記者さんにはケースバイケースで違うコロナ禍での影響について掘り下げて取材してほしいですね。

 

例えば、賑わいを見せているハワイのニュースをよく目にしますが、ホテルやレストラン、ビーチに人が溢れる状況のそばで小売店の閉店が続いているようです。観光客に占める日本人の割合は16%程度とされていましたが、小売業に限っては大半を日本人旅行者に依存していたようです。

 

このブログでも何度か書きましたが、グアムの観光業もホテルとレストランだけではないのです。一括りに観光業と言っても内容は実に多彩なのです。再開へ踏み出したとしても、ある程度の数に戻るまでに撤退する企業も出てくるでしょう。そこへの支援が今から必要なのでは? ちなみにGUAMLOVERSもその一つ。オフィスの家賃の減額はなし、コピー機のリースを解約したいと言えば違約金と言われ…….。このあたりに条例でもだしてもらえないのかしら……グアム政府に言ってみようかな?

 

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