2021年6月29日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

グアムとサイパンの空港に到着した旅行者は、パスポートなどの入国書類を提示することなく、顔を見せることで入国審査を受けることができるようになる。米国税関・国境警備局は、A.B.ウォンパットグアム国際空港とサイパン国際空港で、顔面生体認証システム「Simplified Arrival」の使用を開始したことを発表した。

 

旅行者が国際線でグアム空港に到着すると、一次検査場で写真撮影のために立ち止り、CBPの生体認証による顔照合プロセスでは、その写真とパスポートやビザの写真など、旅行者がすでに政府に提供した画像と照合する。さらに、過去に米国に渡航したことのある外国人旅行者は、タッチレスの顔照合プロセスで本人確認が行われるため、指紋を提出する必要がなくなるかもしれない。

 

顔照合で旅行者の身元が確認できない場合は、従来の検査プロセスで処理されるという。税関・国境警備局によると、米国市民の新しい写真は12時間後に削除されますが、ほとんどの外国人の写真は国土安全保障省の安全なデータベースに保存される。顔照合システムは現在、米国の172の空港で入国時に、32の空港で出国時に使用されており、2018年9月以降、700人以上の不法入国を防いだ。

 

“サンフランシスコの税関・国境警備局でフィールドオペレーションのディレクターを務めるリチャード・F・ディヌッチ氏は、「熟練したCBP職員と先進的な生体認証技術の活用を組み合わせることで、旅行者に安全で効率的、かつタッチレスな到着プロセスを提供し、顧客体験を向上させることができます」と述べています。

 


海外旅行初心者の最初の難関、
対面入国審査はもはや昔の風景?

コロナ前、グアム入島時の入国審査の混雑が長年問題になってきました。顔認証でその混雑が緩和されるのならば、喜ばしいですね。なのにコロナ禍で今度は検疫に時間がかかるなんて、皮肉なものですね。3時間半のフライトで行ける常夏グアム、顔認証とコロナ収束でスイスイ入国できる日が待ち遠しいですね。

 

初めて海外旅行をした数十年前、係官の英語が聞き取れるか心配したり、何を聞かれるのか下調べをしたりして、ドキドキ出かけたことを思い出します。今となっては懐かしい旅の思い出のワンシーンです。日本の空港でも邦人に関しては自動化ゲート普及、対面して旅行の目的や期間を聞かれるシーンも風化していくのでしょうね。

 

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