2021年6月30日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

エバさんはグアム政府が予防措置を講じてCOVID-19を抑え込み、グアムを安全に再開する日を楽しみにしながらも彼女がワクチン接種をしない理由を、人々に理解してもらいたいと考えている。「エイズや癌の予防法や治療法さえ確立されていないのに、ワクチンは短期間で作られました。そのワクチンを受けることに不安があります」と言う。

 

テセウス・メンディオラさんは、彼の家族がワクチンを受けない最大の理由について、連邦政府がCOVID-19ワクチン製造者に対して、ワクチンの短期的または長期的な副作用について責任を負わせていないという事実だと語った。「アメリカ政府は人々にワクチン接種を勧めていますが、メーカーは何が起こっても責任を負わないのです。これは私にとって危険な兆候です。人々が彼の選択を尊重してくれることを望んでいます」と言う。

 

グアムで入手できるCOVID-19ワクチンは、連邦政府の緊急使用許可を得ており、COVID-19ワクチン接種は義務ではなく、アメリカ政府はウイルスのリスクを最小限にするために、接種を強く勧めることしかできない。

 

2児の父でもある彼は「人々にワクチンを受けないように言うことはありません。なぜならその決定はそれぞれがするものだから。もし自分や子供に副作用が出れば、健康管理はメーカーでなく私だけが責任を負うことになります」と語った。さらに彼は、一般的なワクチンに反対しているわけではなく、今はCOVID-19ワクチンのことだけを心配していると言う。

 

連邦政府は、2005年に米国保健長官に権限を与えた法律を発動し、ワクチンなどの重要な医療用品を製造または販売する企業に対して、企業による「故意の違法行為」がない限り法的保護を与えており、この保護は2024年まで続く。

 

人口約16万人のグアムでは、12歳以上の住民約95,000人がすでにCOVID-19の完全な予防接種を受けている。グアム政府は7月21日までに、18歳以上の80%にあたる少なくとも120,039人の成人にワクチン接種を完了し、集団免疫を獲得したいと考えている。

 


トゥデラさんの家庭では、誰もCOVID-19の予防接種を受けいない。トゥデラさんは、予防接種を受けないという選択をしたものの、グアム政府がマスクの着用を義務づけなくなっても、公共の場ではマスクを着用し続けると言う。「世界保健機関(WHO)が、世界中でコロナウイルスが存在しないと最終的に発表するまでは、たとえ選択肢の一つだと言われても、少なくとも公共の場や人が集まる場所ではマスクをし続けるつもりです」と語る。

 

「近い将来、ワクチンを接種した人に何か合併症が起きないかどうかを見守りたいと思います。というのは、このワクチンは人口抑制策であり、3年後には重大な健康問題が発生するか、ワクチンによって死亡する可能性があるという理論家の話を聞いているからです」という。

 

米国疾病管理予防センター(CDC)は、「COVID-19の接種が、胎盤の発達を含む妊娠に何らかの問題を引き起こすという証拠は、現在のところありません」と述べている。

 

クルーズさんは、COVID-19ワクチンを接種しないというトゥデラの理由に同意しているという。「考えてみれば、理にかなっていると思います。突然、世界的なインフルエンザが発生して、突然、ワクチンができたのですから。もし理論家が正しいとしたら?ワクチンの中に液体追跡装置があったり、数年かけて人体を支配する長期的な病気の原因となる細菌が入っていたりしたら?わからないけど、彼女の話を聞いて、去年起こったことをすべて考えさせられた」と言う。

 

CDCの発表によると、COVID-19ワクチンはDNAを変化させたり、相互に作用したりすることはなく、短期間の副作用や発熱などのウイルスに対する体の防御機能を構築する兆候があるだけだという。

 

家族の中でワクチンを接種していないのはクルーズさんだけ。彼女の近親者は12歳の弟も含めてワクチンを接種したが、それは父親が心臓病を患っており、彼らの母親が同居する全員にワクチンを接種してほしいと望んだからだ。

 

ジェイ・ビロリアさんは、COVID-19ワクチンを信用していなかったが、ジョンソン&ジョンソンの単発注射を受けたという。そして彼は今、フロリダを訪れており、フロリダではマスクをせずに店に入り、人々の笑顔が見られて気分がいいと語っている。

 

グアム知事は、7月21日以降にグアムの成人住民の80%がワクチンを接種した場合、マスク着用の義務は解除されると述べている。


ワクチン接種が理不尽な
差別を生みませんように。

当初からデマや陰謀論が多く流れていることに加え、専門家の間でも副作用への見解が分かれているのは事実です。ワクチン接種はそれらを知った上で個々に判断することが大切だと思います。同調圧力に流され十分に思慮することなく接種することを一番危惧します。

 

私自身もmRNAという新種のワクチンの仕組みについて調べたり、多くの専門家の見解を聞いたりしました。しかしデマや陰謀論を除外しても結局のところ、難しすぎて、専門的すぎてよくわからない。そうこうしているうちに、ワクチン接種をすることでの渡航や検疫にメリットが得られるなど、外的圧力が高まり私自身も早々にワクチン接種を完了しました。つまり、利便性を優先して私も同調圧力に流された形なのです。

 

本来、ワクチン接種で優遇されるという状況があること自体が望ましくはないのでしょうが、現状を鑑みると採用せざるを得ない場面が出てくることも止むを得ない状況であることもわかります。健康面、生活面でのメリットとデメリットを天秤にかけて、それぞれが判断するしかないのです。考えて…..考えて….自分の判断として決めてくださいね。

 

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