2021年7月5日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

2,000人以上の台湾からの旅行者が8月までのグアム旅行を予約している。グアム政府観光局(GVB)によると、火曜日の午後のチャーター便で175名の台湾人旅行者到着する予定。グアム知事が旅行規制の解除を発表し、旅行パッケージ料金が大幅に引き下げられてから、申し込み数は4倍になったという。

 

また、グアム到着後72時間以内にポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査で陰性と判定された旅行者は、グアム政府による検疫を免除される可能性がある。これまでは、ワクチン接種を完了した旅行者が、検疫免除対象者の大半を占めていた。

 

台湾からのチャーター便に搭乗の旅行者の中には、22日間のツアーを予定している人もいる。台湾からのチャーター便には22日間のツアーもあれば、5日間や7日間のツアーもあるという。22日間の滞在は、4泊であることを考えると、4倍の価値がある長期滞在になるとしている。

 

台湾からの最初のチャーター便の乗客は、5つのホテルに滞在することになる。グアムホテル・レストラン協会では、ゲストや従業員の安全を確保するための手順を定めている。今回の台湾チャーター便は、パンデミックでグアムの観光がほぼ停止した2020年3月以降、グアムへの団体ツアーとしては初めてのものである。

 

グアムでは18歳以上の成人人口の約76%がワクチンを完全に接種しているのに対し、台湾の完全接種率は9%に満たない。台湾からの旅行者は、グアムでのCOVID-19の接種を含む予防接種と休暇(Air V&V)プログラムを利用する。

 

当初、Air V&Vの料金はホテル1泊分に加えて880ドルであったが、渡航制限が解除されたことで、乗客の希望に応じて300ドルまたは400ドルにまで費用が削減された。GVBは主要マーケットである韓国と日本からの旅行者については課題があるという。

 

グアムの観光客到着数は、2019年度に過去最高の163万人に達し、その記録を更新する中でCOVID-19パンデミックが観光産業に打撃を与えた。2020年度のグアムの入国者数は約75万人。2021年度の初期予想は8万2600人だったが、GVBは大きく上回ることを期待している。

 

GVBは、先着5,000人の観光客がタクシー、レンタカー、レストラン、小売店、地元の旅行やツアーなど参加企業で使える500ドルのデビットカードなど、観光客へのインセンティブの提供を提案しているが、最終的な決定には至っていない。一方、復興タスクフォースは旅行者が空港でスムーズに入国手続きができるように準備を進めている。


飲食店以外の営業再開ムーブメントは
もう少し先になりそう。

日本、リトアニア、アメリカと台湾へワクチンを寄付しましたが、ワクチン接種を完了した人は1%にも満たないようですから、ワクチン接種を強く望む人たちが訪れるのでしょう。台湾帰国時には10〜12日程度の政府施設での隔離があるようなので、その時間的な負担を覚悟しての旅行ですから、グアム滞在中はたっぷり楽しんでほしいですね。

 

昨日から検疫要件が緩和され、指定された検査方法での陰性証明書があれば、検疫が免除されています。グアムの多くの人は検疫緩和とともに、多くの旅行者が戻ってくると考えているようです。先日も「JALが飛んでるから日本から旅行者が来てるんでしょ」と言われ、「飛んでいるのはトレーニングのためで、旅行者は一人も乗ってないのよ」と答えたものの、ローカルの人が意外と状況を知らないことに驚きました。

 

ムーブメントとして回復軌道が見え始めるのはまだ少し先になりそうです。その時に旅行者がオプションやショッピングを楽しめるグアムにできるのか、パンデミック後に魅力を増したグアムを提案できるかがリカバリーの速度と規模に影響するのではないでしょうか?しかし、十分な集客が見込めない中での再開となれば、固定費に加えて人件費が発生、さらにマイナスが拡大すると考える経営者もいるので、再開時期がさらに遅れるという事態が心配です。

 

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