2021年7月21日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

連邦政府が支給する失業手当(PUA)の請求額は減少し続けており、年初には2,500万ドルから3,000万ドルだったのに対し、最新のバッチでは1,480万ドルとなっている。

グアム労働局(GDOL)長は、今週支給された1480万ドルには130万ドルの税金が含まれている。

 

PUA申請者の数は13,000人と推定され、COVID-19パンデミックの直接的な結果として、解雇、一時帰休、労働時間の短縮を申請したピーク時の28,000人の半分を下回る数となっている。

 

連邦政府は、グアムのパンデミックによる失業手当に10億ドル以上の予算を計上した。GDOLは今週の時点で、最新の1480万ドルを含む約7億5700万ドルの失業手当を処理した。

 

パンデミックの影響を受けた労働者が、2020年3月からPUAを受け取り始めてから、今月で13ヶ月目となる。PUAが終了するまで、あと47日。PUA終了の1カ月前に求職活動を活発化するよう8月から週3回の求職活動を行うことが求められる。


ホントの数字と見せかけの数字、
9月に入るとその数の真相が明らかに?

休職や失業状態にある人が減って島内経済が回復してきているように受け取れる内容ですが、連邦の企業向けの支援金などの兼ね合いがあることを見逃さず実態を把握して次の政策につなげてほしいですね。あとひと月あまりでPUAの支給が終了するとグアム島のリアルな姿が明らかになるでしょう。

 

JTBが先日7月20日~8月31日の夏休みに、1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向のアンケート結果を発表。「行く」と答えた人は19.8%。「行かない」と答えた人は、80.2%にのぼったようです。「行かない」人は19年比では44.8%減ということのようです。事実上、日本出国時にはPCR陰性証明書の提出、帰国時にもPCR陰性証明書および日本到着後の2週間の自主隔離をクリアすればグアム旅行は可能ですが、まだまだ動きは見えないですね。リモートワークが基本の方にとっては仕事と海外旅行を両立できるはずなのですが、需要回復にはまだしばらく時間がかかりそうです。

 

ワクチン接種についても14日時点の日本の接種完了率は19.79%、韓国は12.06%。先月18日からは日本がリードするようになり、格差が大幅に広がりつつあります。当初、韓国マーケットから戻ってくるだろうというグアムは見ていたようですが、こちらも様々な不可抗力が働き予想に反した動きを見せているようです。いずれにしてもワクチン接種率や日本国内の空気感に一喜一憂するのではなく、回復期に的を絞った戦略をもうそろそろ….。

 

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