2021年7月23日朝刊The Guam Daily Postより抜粋、要約

グアム解放記念日にグアム知事が署名した大統領令は、公衆衛生上の緊急事態を8月30日まで延長するが、成人の80%がワクチン接種を完了した翌日の午前12時1分に一部の制限を解除するというもの。最新のプレスリリースによると、グアムはさらに1ヶ月間、パンデミック指標PCOR(Pancamic Condition of Readiness)3にとどまるとしている。また、グアム保健省のガイダンスに基づき、2歳以上を対象としたマスク着用義務が引き続き適用されるとしている。

 

PUAの就活要件
今回の大統領令ではパンデミック失業支援の求職要件の免除が取り消され、失業給付(PUA)申請者は、米国労働省のガイダンスで求められている就職活動要件を満たす必要がある。

 

また、教育機関が新学期を迎えるにあたり、公立・私立学校やその他の教育機関は、米国疾病管理センターのガイドラインおよび適用されるグアム保健省のガイダンスを遵守して運営しなければならない。


グアムは冷静にルール遵守で
観光再開を心待ちにしています。

本日、遂に東京オリンピック開会式。非常事態宣言下の東京から地方へ向かう鉄道、高速道路、空の便は大混雑。行楽地は賑わい、帰省前に受けるPCR検査場には長蛇の列。政府や自治体の呼びかけも虚しく、内閣支持率の低下を裏付けるような都民の行動が目立ちます。実社会と乖離した社会で生きる人たちの想像力の無さと政治的事情を優先させた結果、国民に見透かされそっぽを向かれた感じにみえてしまいます。

 

一方グアムは知事の判断や方針に異論を唱える人もいるものの、政府方針にほとんどの人が準じる行動をしてきました。不自由や不満もありましたが、大きな混乱もなく比較的従順にルールを守る島民の姿は意外でもありました。十分とは言えないものの、さまざまな支援策が機能したことは確かですが、意見の相違があったとしても感情に訴えるリーダーの呼びかけが市民の心に届いたのかもしれません。当初近日中にPCOR3からPCOR4へ移行すると思われていたものの、ひと月の延長。その受け止めもいたって冷静で淡々としたものです。コロナ収束から経済活動回復に向けて、世界のリーダーにはまだまだ大きな仕事が残されています。国民の心を掴むリーダーの資質が今後一層顕著に見えてくることでしょう。

 

そして未だ正式発表はされていませんが、韓国からのフライトやショッピングスポットの再開の話を漏れ聞くようになりました。水面下で観光再開へ向けた動きが始まっているようです。時期や内容は不明ですが再開の足音は確かに聞こえ始めています。日本の皆さんをお迎えする日もそう遠くないことを願いばかりです。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!