2021年7月24日朝刊The Guam Daily Postより抜粋、要約

グアム労働省(GDOL)が発表したパンデミック失業給付金の申請者は、8月1日から就職活動を証明しなければ、給付金の受給資格を失う危険性があるとしている。

 

グアム知事はパンデミック失業給付金(PUA)申請者は、米国労働省の指針とハワイ州の規制で要求されている仕事探しの要件を満たす必要があると最新の行政命令を発表、2020年7月の大統領令に含まれていた求職要件免除を取り消した。これにより、PUA申請者は8月1日から毎週3回の求職活動の証明をしなければ、その週のPUAおよび連邦パンデミック失業補償金の資格を失う可能性がある。

 

より多くの企業が再開し、従業員が呼び戻されたり、新しい仕事に就く傾向が高まり、PUA請求者の数は、昨年のピーク時の約28,000人から約12,000人に減少している。その結果、PUAの隔週での支払い額、請求件数も減少している。昨年は約2,500万ドル以上だったのが、ここ数ヶ月は約1,700万ドル、そして今週は1,480万ドルとなっている。

 

求職要件
GDOLは、PUA申請者が求職活動を行う際のガイドとなる「ハウツー・ビデオ」を公開した。このビデオは、同庁のウェブサイト(dol.guam.gov)YouTube(Guam DOL)、およびInstagram(@hireguam.com)で見ることができる。

 

求職要件義務が免除されるのは、短時間勤務の従業員、承認された職業訓練プログラムに参加している人、自営業者でパンデミック前の状態に事業を立て直すために働いている人のみ。


グアムのアスリートも
開会式を楽しんだようです。

週3件の就職活動の証明開始が1週間先に迫り、要件を満たせないのではと思い始めて、PUAの受給を諦めている人も多そうです。観光業に動きが見られない中での就職活動、在留邦人が要件を満たすのは現実的でないと思えるからでしょう。PUAの恩恵もあり動き始めつつあるのは一部の小売と飲食のみ、言葉の壁や今までのキャリアを考えると戸惑う人も多いに違いありません。

 

日本では東京オリンピックが始まりましたね。緊急事態宣言で外出自粛や営業規制を求めつつ、世界から関係者が日本に結集。辻褄さえ合えば多くの国民も快く受け止められるのに…..おもてなしの環境を整えられなかったのは残念です。そんなオリンピックだけでなく、本格的な雇用を促進する政策はないのに、求職活動を促す受給要件、どちらもお膳立がうまくいかなず、なんだかチグハグですね。

 

昨夜の開会式、日本の友人が写真を送ってくれました。グアムからも選手を送り出しています。紆余曲折を経てこぎつけた晴れ舞台、健闘を祈ってます。

 

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