2021年7月31日朝刊The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

グアム観光局(GVB)が18,000ドルの補助金を出すことで、グアムの象徴であるトローリーが2020年3月21日から16ヶ月を経た金曜日に復活し、少なくとも1ヶ月間は乗客に無料で提供される。ラムラムツアーズ&トランスポーテーションのトローリー1台が金曜日に復活、観光客やミリタリー、住民を乗せて、グアム・プレミア・アウトレットとマイクロネシア・モールの間を、タモン地区のメインストリートを運行を始めた。

 

金曜日の午後2時30分頃、マイクロネシア・モールの前には、台湾人観光客を乗せて出発するトロリーに手を振りながら、「1年半の休止期間を経て、再開できて本当に嬉しい」と述べるラムラムツアーズのゼネラルマネージャー、椛沢氏は語った。台湾人観光客の多くは、GVBのAir V&V(ワクチン接種と休暇)プログラムでグアムに滞在している。

 

 

GVBの局長は、火曜日に開催された理事会において、トローリーサービスの復活を発表した。GVBは2021年7月30日から8月30日までの1ヶ月間のサービスのために、ラムラムツアーズに18,000ドルを支払った。これにより地元の住民、軍人、観光客は無料でトロリーに乗ることができる。

 

 

GVB関係者は現在は軍事演習のおかげで、タモン周辺のホテルが満室になり、ビジネスチャンスが増えており、さらに多くのビジネスが再開される必要があるという。さらに台湾からの観光客が増え始め、やがてグアムの主要市場である韓国、そして日本からも観光客が訪れるようになることから、より多くの観光関連ビジネスが再開されることを期待している。

 

 

椛沢氏によると、ラムラムツアーズ社は現在、トローリーサービスの追加ルートの可能性についてGVBと話し合っているという。8月30日にGVBの支援が終了した後、ラムラムツアーズ社がパンデミック前のトロリーの片道運賃は4ドルに頼ってトローリーサービスを維持できるかどうかは不透明だが、8月以降もトロリー運行を維持できるだけの乗客が集まることを期待している。

 

 

今月初めにGVBのAir V&Vプログラムで台湾からの観光客が到着すると、ラムラムツアーズ社は再び空港とホテル間の送迎を開始した。ラムラムツアーズは現在も約70名の従業員と100台のバス、25台のトロリーを保有しており、新しいバスドライバーを募集している。

 

 

トロリーの無料運行は、グアムの観光業の復活に向けたGVBの取り組みの一環。今回の発表は、グアムの成人の80%(96,031人)以上がワクチン接種を完了するという目標を達成した日に行われた。

 


観光業のシンボル
トロリーがタモンに戻ってきました。

タモンの街にトロリーが帰ってくるのは嬉しいですね。韓国からの定期便も再開するため、街に活気を取り戻す足掛かりになることを願っています。しかし同時に行政や関連機関の要請に応えてオペレーションを再開する企業への補助金などのサポートがないと動き出せないという側面も表面化したと思います。

 

パンデミック前の数パーセントほどしか読めない数字からの再開になるようですが、回復軌道を継続的に加速的に進めるには補助金のようなシステム、もしくは雇用についての助成金などの議論が話題になるといいのですが……。

 

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