2021年8月2日朝刊The Guam Daily Postより抜粋、要約

グアム政府観光局(GVB)によると、韓国の航空会社は8月に最大3,754人の旅行者をグアムにもたらす。「韓国の航空会社がグアムへの運航を再開することを大変喜ばしく思います。グアムの観光産業の回復に向けた新たな一歩であり、私たちのハファ・アダイスピリッツを示す機会でもあります。我々はチャモル文化を紹介し、グアムでの体験を向上させるために、旅行業界や観光業界のパートナーと協力して努力を続けています」とGVB局長は述べている。

 

GVBはジンエアー、大韓航空、ティーウェイ航空の今月の確定便を発表し、この3社は、少なくとも週1便の直行便をグアムに導入する予定だが、スケジュールは変更される可能性があるという。これまでのところ、各航空会社で販売されている座席数は600席。GVBの報告書によると、2020年8月に韓国からグアムに来た乗客はわずか95人。しかし、定期便が満席になったとしても、コロナウイルスのパンデミックが始まる前の2019年8月の韓国からの入国者数の6%にも満たないことになる。

 

この1ヶ月間に確定した最初のフライトは、7月31日にT’wayが就航した。この便では189席の空席のうち、52人の乗客がグアム旅行を予約した。大韓航空は、8月6日から週1回の運航を再開し、ジンエアーは8月3日と6日から週2回のフライトを開始する。GVBでは再開便を歓迎するグリーティングサービスを今月実施する予定で、費用が発生した場合は既存の予算を使って支払うという。

 

GVBは島内でのワクチン接種数の多さを背景に、グアム島の経済的回復を計画している。台湾からは1,000人以上の観光客がグアムを訪れており、中にはCOVID-19の予防接種を希望する人もいる。さらに、1ヶ月間の無料トロリーサービスを開始したほか、バケーションを選択した観光客にショッピングのインセンティブを与えることを検討している。


8月は軍事演習が
さらに活発化しそうです

期待された韓国からの旅行者ですが、やはり予約は少なそうですね。韓国も日本と同様、新規陽性者は26日連続で1000人を超え警戒感が強まっているタイミングでもあるので、販売済みの600席からどれほど増えるのか不透明ですね。つまりグアムの観光再開となる2021年8月はパンデミック前の1%にも満たない数からのスタートとなりそうです。

 

一方、英国のインド太平洋地域への初の空母派遣が始まり、グアムへの訪問もあるそうです。英国軍は今後の多国籍演習に参加する予定だそうで、今月はグアムを含むこの地域での軍事演習がさらに活発化しそうです。自由で開かれたインド太平洋を掲げる国々の連携が進み、グアムに派遣される軍隊の顔ぶれは今までになく多彩になっています。

 

軍人のグアム移転が進み、軍関係者の人口が増え、多国籍軍の軍事演習の規模が拡大するという側面と、withコロナ時代の不透明な観光産業再起の試み、うまく噛み合って相互に相乗効果を発揮するといいのですが….。

 

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