2021年8月10日朝刊The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

グアムのCOVID-19エリアリスクスコアは7.7となり、今年最高を記録した。COVID-19による入院患者数は7名に上り、そのうち2名がグアム・メモリアル病院の集中治療室に入院している。金曜日から日曜日にかけては1,068人が検査をうけ、新たに52人のCOVID-19陽性患者が確認された。

 

新規感染者の症例の増加をうけ、グアム知事は行政職員にワクチン接種を義務付け、民間企業にも 追随を求めている。また、グアム知事は状況が悪化した場合には制限を再開することを躊躇しないと述べていますが、具体的な基準値は不明。グアムでは、CARスコアが1を下回る状態が数ヶ月続いていたが、先週は4.6、5.4と上昇し、マスク着用の義務化を除いてパンデミック規制が解除された直後には7.7となった。

 

CARスコアは、グアムにおけるパンデミックの深刻度を把握するためのもので、新規症例の発生率や入院率などを考慮して算出されている。グアム知事と政府のアドバイザーは、CARスコアを含む最新のデータを注意深く監視し続けている。現時点では入院件数は依然として少なく、入院者のほとんどはワクチンを接種していない。

 

グアム政府はワクチン接種完了に加えて、公共の場でのマスクの着用、手洗い、ソーシャルディスタンスを引き続き呼びかけている。グアムではワクチン接種対象者の少なくとも31,846人が未接種。グアムには、まだ45,523回分以上のCOVID-19ワクチンがある。


感染制御を行動制限だけに頼らない
withコロナ社会を見据えて必要なことは?

グアムではほどんどの行動制限が解除され、入場制限もなくなったためレストランの座席なども以前の状態に戻っています。ようやく以前の光景が戻ってきたことを歓迎したのも束の間、ぐんぐんCARスコアが上昇してきました。感染力が高いと言われるデルタ株が広がり始めているのかも。ただ、入院数には大きな変化がないようなので、ここは気を引き締め直して感染対策を徹底しましょう。

 

ハワイはどんな状況なのだろうと、ネットで調べてみると、やはりグアム同様新規感染者が増加しているようですね。しかし、引き続きアメリカ本土からの旅行者で引き続き賑わっているようです。本格的なwithコロナの日常に突入しているのですね。それぞれの国でワクチン接種の進捗や医療体制が異なりますが、一定のリスクを許容する社会への認識が徐々に形成されはじめるといいのですが…..。

 

日本の場合、まだまだ低いワクチン接種率、限られた感染症の病床数、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いを検討したり専用大規模専門病院の設置など、今更ではありますが行動制限や営業制限に頼らない根本的な見直しを進めて、秋にはムードを変えて進み始めることができればいいのですが…..。

 

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