2021年8月30日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

地域の企業が従業員や顧客のCOVID-19ワクチン接種状況を確認する方法の新たなガイドラインが発表された。パンデミック規制の対象となる施設では、グアム政府の公式な「自己証明書」を提示して顧客に署名してもらう必要があるという。このフォームで承認されたCOVID-19ワクチンを少なくとも1回接種したことを証明書がなくても証明することができる。以前のガイドラインでは、企業が独自にフォームを作成することが認められていたが撤回された。企業は自己申告をワクチン接種の証明として受け入れる必要はなく、より厳しい要件を課すこともできるとしている。

 

ワクチン接種の状況を証明する人が嘘をついていた場合、起訴される可能性がある。グアム保健省が発表したフォームでは、申告書に記載された事実が虚偽であった場合、偽証罪など刑事罰の対象となる可能性があると記載されている。自己申告書は企業に30日間保管が義務付けられ、要求があればグアム保健省に提示しなければならない。

 

ガイドラインではルールが課される事業を明確にしている。
– ビンゴホール
– ボートクルーズ
– ボウリング場
– コンサートなどのイベント
– 飲食施設(例外あり)
– ショッピングセンターなどのフードコート
– 体育館、フィットネスセンター、ダンススタジオ
– 映画館
– トレーニングや競技のための組織化されたコンタクトスポーツ(学校が認可したイベントを除く)。
– スイミングプール
– 劇場、博物館

 

これらの施設に入場するためには、12歳1ヶ月以上の来場者だけでなく、関係者や出演者、従業員、ボランティア、参加者、コーチなどすべての人がワクチン接種の状況を証明しなければならない。拒否するお客様は、テイクアウトの場合に限り、飲食物の注文、支払い、引き取りが可能。

 

ワクチン接種証明義務の施行は9月6日から始まる。対象となる施設の従業員は、9月27日から予防接種証明書を提出するか、毎週COVID-19検査を受けなければならない。

 

新規陽性者84名、迅速検査を実施
日曜日には土曜日に実施されたCOVID-19検査結果1,002件のうち、84人の陽性者が確認された。追加の結果は他のクリニックでの分析と提出を待っており月曜日に報告される予定。グアム政府の集団検査場では、COVID-19の迅速抗原検査を月曜日の午前8時からティーザンの旧カーニバル会場で在庫がある限り実施する。

 

学校での症例
グアム教育省はMarcial Sablan小学校、Ordot-Charan Pago小学校、George Washington高校に通っている生徒3名の陽性者を確認した。


遅ればせながら
政府公式フォームができました。

アム政府公式のフォームとやらはこちらからダウンロードできますので利用してください。営業規制に該当する企業は手間や追加の人員、スタッフの管理などが求められることになりそうですね。これまでひと月ひと月、知らない間に時が流れ気づけばコロナ禍は一年半、しかしここに来て9月を迎えるには今までにない覚悟が求められているように思います。日本やグアムで継続する感染拡大、営業規制の強化、最低賃金の引き上げ、失業給付金の終了、一方世界に目を向けても米軍のアフガニスタン撤退期限を控えた混乱、世界各国で新学期が始まる時期で学校内での感染拡大も懸念されます。9月は状況のさらなる悪化を招かないことを願っています。

 

 

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