2021年9月3日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

COVID-19感染者の増加に伴う学校閉鎖のため、学校に通う子供たちのために家にいなければならない両親や保護者は、PUAプログラムの最終週にパンデミック失業給付金(PUA)を申請することができる。これはグアム労働省が木曜日に発表したもので、該当者は今週の1週間の求職活動が免除される可能性がある。PUAの対象となる最後の週は、8月29日から9月4日までで、8月27日に発表された学校閉鎖の第1週目にもあたる。

 

PUAの終了に伴い立法府の労働委員会の委員長であるサビナ上院議員は、雇用機会やトレーニング、PUAの総括や関連サービスについて説明する要請する予定である。

 

学校閉鎖
グアム知事はCOVID-19の感染者が急増しているため、今週から幼稚園から12年生までの学校を閉鎖し、対面式の学習を行うことを命じた。グアム労働局長は、PUAの資格を得るためには、両親または保護者が育児のために仕事ができないことが必要で、就職活動証明の基準からも免除されると述べている。

 

 

10億ドル規模のプログラム
PUAはグアムにおける唯一最大のパンデミック救済プログラムであり、米国労働省から10億ドル以上の予算が認められている。これまでに約8億ドルが処理され、パンデミックの影響を受けた労働者に支払われている。

 

上院議員たちは、この10億ドルのプログラムについて、最近はほとんど発信がなく、最近は3,000万ドルのALL RISEプログラムに注目が集まっている。労働委員会が計画している情報提供のための公聴会は、まだ日程が決まっていない。

 

「公聴会は、健康、情報技術、建設、公共事業、教育、食品製造などの分野での仕事につながる、さまざまなタイプのブートキャンプや見習いプログラムを作り、地元の労働力を使って地域経済を発展させることを目的としています」と労働局局長は語った。公聴会を行うかどうかは各委員会の委員長の判断に委ねられる。

 

PUAは依然としてオープン
PUAの申請資格は9月4日に終了するが、hireguam.comのシステムは引き続き10月4日まで申請手続きを行える。PUAについての詳細や質問は、311、735-0527、735-0527(平日)に電話も可能。ログインに関する問題は、webadmin@dol.guam.gov までメールでも問い合わせできる。

 


1週間のPUAより、
明日以降支援がなくなる
シリアスな今後が心配ですね。

 

失業給付金プログラムの終了は明日、学校休業に伴う子供の在宅で1週間でも申請ができることは、該当する親御さんにとってはありがたいことですが、もっと大切なことがいろいろありそうな…….。公聴会はともかく、随分前からグアムの労働環境分析や現状を、メディアやニュースレターで発信してほしかったですね。

 

Pacific Daily Newsの別の記事で「2021年6月のグアムの失業率は11.4%で、過去最高だった2020年12月の19.4%、今年3月の16.5%から低下した。フルタイムで働く人の数は、3月調査の55,230人から52,330人へと5%減少し、パートタイムで働く人の数は3月から6月にかけて8,800人から10,740人へと増加」とありました。これらの数字の裏側にある実情まで掘り下げて分析し、労働環境を改善するための提言を出すなんてこともなかったのが残念です。コロナ禍で一度支給されたVISAホルダーのPUA返金や、時短労働者の支給停止報道など、思い返せばいろいろありましたね。コロナ禍は依然続いているのですが、PUAは明日終わりを迎えます。

 

 

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