2021年9月11日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアムの規模の大きい民間企業は、急増しているウイルス感染を受けて、バイデン大統領のCOVID-19の予防接種、もしくは毎週PCR検査を受ける計画を従業員に義務付けることになる。連邦政府の職員と契約者は、バイデン大統領の命令によりワクチン接種を受けなければならず、毎週の検査を受けるという選択肢はない。なお、医療上の理由や宗教上の理由による免除措置は引き続き継続される。グアム時間の金曜朝に発表されたこの計画は、推定1億人のアメリカ人に影響を与え、感染力の高いデルタ型の拡散を抑制することを目的としている。

 

グアム知事は、すでに地元のバー、レストラン、劇場、ジムなどの従業員にCOVID-19の予防接種を受けるか、毎週PCR検査を受けることを義務付けている。バイデン政権は今後、100人以上の従業員を雇用するすべての企業に同様の義務を課し、これらの企業は従業員がワクチンを接種したり、副作用が出た場合には有給休暇を提供しなければならなくなる。

 

米国労働省の労働安全衛生局は、企業に対しても規則を策定する見込みで、違反した場合には14,000ドルもの罰金が科せられる可能性がある。グアム労働局局長は、この政策がグアムの企業にどれほど影響を受けるか正確にはわからないが、ホテルや規模の大きい企業が対象になるだろうと述べた。

 

2021年9月11日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

グアムの3つのエンターテイメント施設が、中小企業庁のShuttered Venue Operator Grantの支援を受けると、サン・ニコラス議員が発表した。グアムサンドキャッスル、リナラ文化公園、フィッシュアイは、パンデミックの影響を受けたエンターテイメント施設を支援する連邦政府の資金援助を受けることができる。「できるだけ多くの観光施設が生き残り、運営能力を維持できるように支援する必要があります。厳しい観光状況にもかかわらず、これらの主要アトラクションが営業を継続し、パンデミック失業支援を利用できなくなった何十人もの従業員の給与を支援し、コロナ禍で存続できるようになることを期待しています」とサン・ニコラス議員は述べている。

 


9.11から20年、
閉塞感を打開する
強い気持ちを持ちましょう!

あの日、同時多発テロの報道が瞬時に世界を駆け抜けました。グアム時間では深夜、朝には全米の空港が閉鎖される事態になりました。帰国予定の人は帰れず、グアムにくる予定の人も足止めされました。数日後に航空便の発着は再開されたもののその後の旅行者は激減、同時多発テロ以前の水準まで回復するのに数年を要したと記憶しています。タモンの繁華街から、ショッピングスポットから旅行者の姿が突如消えました。その風景は異様で衝撃的だったことを覚えています。あの時と同じ風景がコロナ禍では一年半も続いています。

 

しかし、Air V&Vは継続しているようですし、日本からもワクチン接種かPCR陰性証明があれば入島できるので、若干の旅行者はグアムを訪れているようで、旅行者と思われる人を見かけることも稀にありますが、まだまだ取るに足らない数のようです。The Plaza2階に開設されたワクチン接種会場は午後には人が訪れるということでしたが、私が訪れた午前中は人の気配はありませんでした。

 

明るい未来をイメージして迎えた21世紀、9.11の社会に与えた精神的なショック、テロとの戦いの20年、世界中で蔓延するコロナ感染。混沌とした事態が一つずつでも好転する兆しを早く感じたいものです。そしてミレニアムを迎えたあの時の高揚感を再び………。

 

 

 

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