2021年10月4日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

最近の雨でタモンの冠水問題が再燃しているが、グアム政府観光局(GVB)によると、観光地区の地下排水溝の清掃を続けており、現在はマタパンビーチパークの排水システムと改善プロジェクトに取り組んでいるという。

 

木曜日に開催されたGVB理事会のデスティネーション・マネジメント&ビジター・セーフティ委員会では、タモンの冠水、ポイ捨て、落書きへの継続的な取り組み、1466万ドルをかけたマタパン浸水システム建設とビーチパークの改善プロジェクト、その他の観光地区の資本改善プロジェクトが取り上げられた。

 

「排水溝の中に机やトイレを発見しました。なぜどのように入ったのかわからない」と話し、排水溝の清掃が完了すればタモンの洪水問題の9割は防げるとしている。GVBは他の機関と協力してこれらの事業に取り組んでいる。

 

GVBのジェリー・ペレス副会長は、排水システムの清掃よりもはるかに大きなプロジェクトとして、マタパンの排水システムの建設やビーチパークの改修はこの地域の洪水防止に貢献することを挙げている。

 

GVBは現在、80万ドルを使い設計と入札パッケージに取り組んでいる。このプロジェクトは、マタパン・ビーチとその周辺地域の雨水処理に対応し、ビーチ・パークを改善するもの。統計計画局はマタパン・ビーチ・パークの排水フィールドやパビリオンの建設のために、連邦インフラ資金1,386万ドルを獲得したという。入札は1月中に行われる予定。GVB関係者によると、マタパン・ビーチ・パークの排水システムは、地下の排水カルバートや溜め池など、タモンの洪水を抑制するための大規模なシステムに接続されているという。

 

このプロジェクトのフェーズ2には、消防救助基地やビーチサイドのベンダー屋台の建設が含まれている。また、GVBの経営陣は、タモンでのポイ捨てや落書きに対処するための行動計画をまとめているという。

 

GVBの2022年度のデスティネーション管理予算は65万2383ドル。この金額にはタモンの景観維持、島の道路整備、ビーチの清掃、バスシェルターの整備、その他のニーズに対応するための予備費を含んでいる。

 

具体的なプロジェクトとしては、歩道上の凹凸の除去、横断歩道の補修、タモンの特定のエリアの照明の改善などがある。また、訪問者の安全確保のために106万ドルの予算が組まれており、その中には訪問者安全管理員プログラムに80万ドル、訪問者の翻訳サービスに10万ドルが含まれている。


ゴミを減らす、街を汚さない
美化意識の向上から…….。

最初のロックダウンから1年半、この間にインフラ整備と改善をすすめていれば…….と思ってしまいますね。グアム政府が公共事業省(DPW)に予算を要請してからでも1年2ヶ月(以前の記事はこちら)、それでも改善に向けて動き出したということなので良い知らせです。

 

すべての建築物やインフラ設備、施設は、常にメンテナンスが必要です。完成すれば解決ということではないので、その後のメンテナンス計画や改修時期についての計画まで立ててほしいですね。また、ビーチや街の美化活動についても、その時だけでなく継続したクリーンナップ活動、そもそもゴミ捨てを禁止するなどの美化教育活動にも予算が組まれ、動きがあることを願っています。

 

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