2021年11月9日朝刊The Guam Daily Postより翻訳、抜粋、要約

 

COVID-19関連の病院到着時死亡事例の調査のためにグアムに派遣された米国疾病予防管理センターの4人のメンバーは、今後の対応策や公共政策に影響を与える可能性のあるデータを得るため調査を開始する。グアム知事は病院到着時の死亡者数を見て、グアムに特有の要因があるのか、併存疾患によるものなのかなどを調べるよう求めている。また、ワクチン接種者と未接種者のCOVID-19感染率の調査も依頼している。

 

グアムでは死亡者の85%はワクチン未接種であるため、グアム政府は予防接種やブースターショットのキャンペーンを積極的に行っている。グアム保健省は、グアムには肥満や糖尿病などのCOVID-19の併発者が多く、ワクチンを接種していても新型コロナウイルスに感染しやすい理由の一つであると述べている。

 

グアムでは、全人口の約80%がワクチンを接種しているにもかかわらず、毎日数十人の新規感染者が発生している。グアム知事は、CDCチームがグアム保健省と協力することで連邦政府の研究を促進し、パンデミックへの対応方法を改善することに貢献できると述べる。


期待されるさらなる検疫緩和は
日本入国キャパ制限と空港検疫手続き、
同時に手をつけて混乱を回避してね。

 

日本では昨日から留学や就職、ビジネス目的で日本を訪問する外国人の新規入国がスタート。隔離期間もビジネス目的の短期滞留者(3カ月以内)の場合は、受け入れ先の企業などが事前に関連部署から許可を受けることで、ワクチン接種を前提に現行10日から3日に短縮されました。やはり経済界からの要望に応えてまず手をつけた検疫要件緩和ですが、今後さらに緩和する方向のようです。

 

現在も日本人帰国者を含めて一日の日本入国者は3500人に制限されており、日本政府は年末までに一日5000人に増やすという方針のようですが、このハードルをクリアしない限り観光目的の渡航の検疫緩和は難しいのではと思います。さらに言えば、現状のPCR検査をはじめとする煩雑な空港検疫を現状通り維持するなら大幅に入国キャパシティーを増やすことは現実的に難しいでしょう。第6波への懸念を残しながらも秋が深まり、また新しい季節を迎えようとしている日本、空港検疫手続きと入国キャパの塩梅をどうとるのか注視したいと思います。

 

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