2021年11月17日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

 

グアム知事のオフィスは、ホリデーシーズンに向けてパンデミック規制が緩和されると述べた。今月初め、グアム知事の医師諮問委員会の委員長であるナサニエル・バーグ氏は、レストランや個人宅でのホリデーパーティーで許可される人数を増やすことにつながる規制緩和計画に当局が取り組んでいると述べた。グアム知事がその計画を承認するための準備がほぼ整ったという。

 

グアム知事の広報担当者もまた、グアム保健省、医師諮問グループ、およびグアム知事のアドバイザーとの協議により、数日のうちに制限が緩和されることを期待できると述べた。しかし、具体的にどのような変更が加えられるのかという質問に対してはまだ議論中としている。

 

グアム島の入院患者数と1日の陽性者数は減少し続けている。火曜日に新たに報告されたCOVID-19の陽性者は41人、COVID-19のために治療を受けている人は28人。どちらの数字も改善されているが、今年の初めに比べればまだ高い数字。COVID-19のエリアリスクスコアは3.3で、理想としている2.5よりも高い。

 

今回のグアム政府の発表は、上院議員のフランク・ブラス・ジュニア氏が、現在知事代理を務めるテノリオ氏に書簡を送り、集まり人数の制限やワクチンの義務化など、特定の制限を緩和または取り消すよう行政に要請した数時間後に行われた。

 

ブラス氏は「かなりの数の人々が、政府関係者が主催または出席した集会で目にしたことに失望し、困惑しています。政府主催のイベントで、社会的な距離を置くプロトコルや出席制限がないように見えるものを目撃しましたが、一方で家族の集まりや個人的なイベントでは制限に従うことを余儀なくされています」とし、集会規制の施行は、不公平に適用されていると述べた。

 

グアム知事は火曜日、バイデン大統領が発表した1兆ドル規模のインフラ整備計画のホワイトハウスでの署名式に出席したことをソーシャルメディアで公表。このイベントを撮影したメディアの映像には、社会的な距離を感じさせないマスクレスの参加者が映っていた。

 

グアム知事やその他の出席者は参加する前にCOVID-19検査の陰性証明書を提出する必要があったと説明したが、同様のイベントが島内で可能かどうかという質問に対しては、グアムではマスクと社会的距離をとることが推奨されていると地元関係者に強調した。

 

「残念ながら、グアムの医療能力は限られており、近隣の病院やリソースへのアクセスが充実している米国の人々とは異なります。アメリカの疾病管理予防センター(CDC)は、グアムでの医療機関到着時死亡率の高さを調査しているところです。ウイルスに対する最大の防御は、最も脆弱な人々への予防接種や最近対象となった幼児への予防接種などの緩和活動です」という。

 


コロナ禍の最終局面、
国や地域のリーダーの決断が待たれます。

 

日本ではビジネスや技能実習生、留学生に限って始まっている日本入国の際の待機時間の3日間への短縮プログラムですが、早くも手続きの煩雑さに関する苦情が相次ぎ、月内に電子申請のサイトを設け利便性を高めるとの発表がありました。そうですよね、ガイドラインを読んでいてもわかりにくく手続きが多く、大変そうだったのでクレームが上がることは最初から想定されていたと思います。

 

日本人の帰国に関してもワクチン接種者に限って待機期間を10日に短縮できるプログラムでも費用やPCR検査が身近に受けられない地域を考えると、こちらもあまり現実的とは思えません。どうしてあえて使いにくいプログラムになるのか、本音では1日5,000人の入国上限があるため入国を抑制したいという思惑なのかな〜。

 

念には念を入れて、第6波の状況を見極めて、冬場の状況を見つつと慎重になっているのは分かるのですが、早く日本の入国制限や待機期間を改善してほしい、日々願って日本のニュースの目を通しています。

 

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