2021年11月22日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

 

グアム南部の自然名所として有名なイナラハンの天然プールが、近く297,000ドル相当の修理・改修工事を始めることになった。グアム・ステート・クリアリングハウスによると、グアム政府はイナロハン・プールの改修工事をトリプルKコンストラクション社に発注し、12月1日に通知が出される予定。契約期間は270日で、うち30日は設計期間。

 

天然プールを囲む約564フィートのリップラップ壁を補強する必要があり、その中には橋梁部分の工事も含まれている。既存の飛び込み台の基礎部分の補修も必要で、プラットフォームを取り外すと、土手部分の劣化がさらに進み、完全性が損なわれると村長は言う。改修工事が終われば、住民や観光客は再び景勝地のコンクリート製の階段とプラットフォームを利用できるようになり、工事には頂上の安全囲いの工事も含まれている。また、天然プールの安全上の障害物も除去される。

 

プールの囲い壁は補強され、飛び込み台は交換され、水の上にある階段への横断歩道橋はすべて再構築される。これらにより、すべての人がより安全に楽しめる環境になる。また、景観を整え、安全性や情報を伝えるためのサインを設置することも含まれている。

 

イナロハン天然プールは、観光客や地元の人々にとって、風光明媚な場所ある。「風光明媚な観光地であることから、プールの改修によってプールへの訪問者が増えることになり、近隣の店やレストランでなどのビジネスを利用する人が増え、ゲフパゴやラテの谷を訪れる人も増えるかもしれない」と、イナラハン村長は語る。


旅行者の期待を裏切らない、
魅力を高める環境整備が急務。

南部の観光地の問題についてはここ数年気になっていました。天然プールの施設の劣化は危険な感じさえあり、長居して楽しもうという気にはならない様相でした。そしてもうひとつ気になるのが、ゲフパゴ文化村です。施設内に建てられていた小屋はすっかり取り払われ、スパニッシュオーブンが灼熱の太陽にさらされています。ふた月ほど前に通りがかった際、ゲフパゴ文化村の向かいにあるコンビニで店員さんが言うには、小屋が取り払われたのはコロナ前からと言うのです。こちらにも予算を充てないと再開は難しそうです。

 

コロナが収束して観光客の姿が戻り始めた時、以前とは違った旅の楽しみ方をする人は増えるかもしれません。2年に及ぶコロナとの戦いは人生観や価値観、ライフスタイルに大きな影響を与えたに違いありません。緊急事態宣言が明けた日本では飲食店をハシゴしたり、毎日のように仕事帰りに飲みに行く、という以前の習慣が戻らないようです。旅先でも人々の行動に変化が見えるのかもしれませんね。そんな人々の感覚の変化にも対応できるようツーリストの皆さんを迎える準備を始めないといけないですね。

 

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