2021年12月18日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム知事は、12月18日から屋外での集まりの制限人数を75人から100人に引き上げると発表した。グアム内はCOVID-19の感染拡大が落ち着いているが、世界中で広がっている感染力の強いオミクロン型が急増する可能性に警鐘を鳴らした。47.7まで上昇したCARスコアは、現在は0.4。ここ数週間、COVIDに関連する死亡者数は減少している。

 

症例数が少ないことと、127,000人が完全に予防接種を受けていること、35,000人がブースターを済ませていることが、規制緩和の理由であるとグアム知事は述べた。また集まりの制限を完全に解除することも検討されていると付け加えた。100人という新たな制限は、オミクロン株の影響を鑑みた第4波の可能性を考慮してのことである。

 


オミクロン株の混乱から
グアムを守ろう。

 

ホリデーシーズンのハイライトを目前に控え、集まり人数制限の緩和は大歓迎ですね。グアムでは屋外でBBQパーティーをするのが一般的なので、昨年は実現しなかったクリスマスパーティやニューイヤーズパーティ、今年は盛大に開催できそうですね。

 

今日の記事で気になったのは、ブースター接種を済ませた人が35,000人という数字、グアムでは早くからワクチン接種が始まったので、多くの人が2度目の接種から10ヶ月以上経過しているでしょう。35,000人といえば人口の20%超、世界中はオミクロン株の出現で大混乱していること、実行再生算数がデルタ株の4倍程度と試算されていることなどをどれほど島民は知っているのかと思うのです。

 

日本のニュースを気にしてみている人たちは日本の対応や水際対策などから日本政府や世界の反応を知る機会がありますが、地元紙をみている限り扱いが小さく深刻に捉えていないのではと推測します。それがブースター接種率が上がらない要因なのではと心配しています。

 

沖縄の米軍基地内ではクラスターが発生し、オミクロン株かどうかの分析が進んでいるようです。年明けにはグアムで大規模な軍事演習が予定されているようですので、観光業再開を目指す島としてはもう少し警戒を促した方がいいように思うのですが…..。さらに今日からハワイ州やニューヨーク州からの日本入国の際の指定施設での待機期間が3日から6日に延長されました。オミクロン株の混乱にグアムが巻き込まれないことを願っています。

 

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