2021年12月29日朝刊The GUAM Daily Post より翻訳、抜粋、要約
12月23日から12月27日までワクチンの出荷が一時的に停止しており、大晦日あたりから再び発生する可能性が高いとのこと。しかし、5歳から11歳の子供用のファイザー社製ワクチンや小児用ワクチンは、グアム大学(UOG)の予防接種クリニックやその他の施設にストックがあるため、一時的な不足の影響を受けないと言う。
火曜日、UOGクリニックでファイザーの投与を受けるために現れた成人住民の一部は、デデドの北部地域コミュニティーヘルスセンターに行くか、ブースターショットの場合はモデナワクチンを選ぶように勧められた。グアム保健省の支援でUOGのCOVID-19予防接種クリニックを運営するグアム州兵は、火曜日の午後には、大人用のファイザーワクチンの追加調達に取り掛かっている。
一方、グアム知事はオミクロンの変異型がすでにグアムに存在するという前提で、完全なワクチン接種とブースターショットを引き続き推進している。「ブースター接種がオミクロンなどコロナウイルスに対する防御になると言われており、世界中で認識されています。私は決して混乱しているわけではなく、一貫してそう思っています。科学的に見ても、ブースター接種を受けることが最善の防御であることは明らかです」と、グアム知事は語った。ワクチン接種は、マスク着用、手洗い、距離の取り方、COVID-19で入院するのを防ぐためのモノクローナル抗体治療などに加えて重要な要素になる。
またグアム知事は「最終的にこのウイルスは、すでに私たちの島の風土病となっていると言え、このウイルスが私たちと一緒にいることになるという事実を受け入れなければなりません。ワクチンもあるし、先進的な治療も検査もあり、それほど難しいことではないと思う」と述べた。グアムは2020年の推定人口153,836人のうち、5歳以上の住民129,074人がこれまでにワクチン接種を完了、また38,464人以上がブースターショットを受けている。
クリスマス前後、グアムのCOVID-19エリアリスクスコアは、過去数週間1未満で推移していたのが、1.6に上昇。グアム保健省は12月27日に966人の検体のうち、43人の陽性を確認、この数週間は10人で推移していた。
オミクロン変異体を追跡している科学者は、オミクロン陽性患者のピークは急激に上がるが、すぐに反転して減少すると予想している。また、病気の期間が短く、病気の重症度はデルタほど悪くないとしている。そのことからグアム知事は「私の指標は入院、つまり集中治療を受けている人の数、人工呼吸器をつけている人の数です」と述べた。火曜日の時点で、COVID-19の入院は8人で、そのうち1人はICUでの治療を受けている。
グアム知事とグアム保健省は、オミクロンがすでにグアムにあるものとしてワクチン接種の呼びかけを強めているが、現時点では強制的なブースター接種は考えていないと言う。
失業対策
また、グアム知事は連邦政府のパンデミック対策資金を利用して、グアムで地元の失業対策プログラムを設立できるかどうかを検討する予定であることを明らかにした。
グアムのパンデミックの影響を受けた労働者は、8億800万ドル以上のパンデミック失業支援を受け、PUAの過払い金とされる3000万ドルのうち2300万ドル以上がまだ返済されていない状態。グアムには、PUA以外の既存の失業保険制度がないため、過払い金を受け取った人は、将来の給付から相殺できる州とは異なり、その金額を返済する必要がある。
「失業保険制度の確立は、私にとっても重要な課題です。しかし、一朝一夕に実現するものではないので、私が行っているのは、人々の雇用を維持し、雇用を得るための支援です」とし、グアム知事は5000万ドルの地域雇用者支援プログラムについて示唆した。
UOGのワクチン接種会場、
今日明日まだ空いてます。
日本ではジリジリとコロナ新規陽性者が上がり始め、オミクロン株のクラスターも確認されました。ハワイでも新規陽性者の記録が更新、韓国では4000人だった新規陽性者が3000人台になったことで下降に転じるのか期待をもって見守っていることと思います。
これら世界の状況下でもグアムのブースター接種はあまり上がらないようですね。ブースター接種が始まって5ヶ月以上経つと思いますが、未だ対象者の30％程度に留まっています。今年も余すところ3日、2022年も当面今のような状況が続くとなると気が重い感じですが、ブースター接種など今できることは済ませておきましょう。UOGクリニックの会場でのワクチン接種予約はtinyurl.com/vaxguam、今日も明日もまだ空きスペースがあるようですよ。
ランキンングにも一応参加し始めした。
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