2022年1月27日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約
オミクロン株によるCOVID-19の急増によるレストランやビジネスの閉鎖は、グアムでかなり以前から発生している供給不足と労働者不足を悪化させている。グアムホテル＆レストラン協会会長は「レストラン業界だけでなく、ホテルや他のビジネスにとっても非常に困難な状況です」と述べ、2022年が始まったばかりにもかかわらず、レストラン業界はすでに三重苦の問題に直面している。
例えば、トマト、レタス、とうもろこし粉などの供給不足や出荷の遅れは、主要食材の不足で人気メニューが提供できなくなることを意味する。スリー・スクエアは、簡単に手に入ると思っていたものが、ペイレスの棚にまったくない状態はレストランも同じだという。
水曜日のウェンディーズレストランには、出荷が遅れているため、現在いくつかの商品が欠品していると、書かれていた。水曜日のペイレススーパーマーケットでは出荷の遅れのため、一時的に一部の商品が品切れと書かれていた。そして、これらの問題の結果、商品のコストも上がっていると言う。
グアムホテル＆レストラン協会会長は「価格も上がっているので、ビジネスを維持し継続することは大変なこと。外食産業で従業員がウイルスに感染したため、一時的に休業を決断したところも多く、グアム政府が外食産業に制限を加えなかったことには感謝しています。5000万ドルの地元雇用主支援プログラムなど、政府の継続的な支援プログラムは大きな助けとなっており、今回の急増は、政府からの支援をさらに必要とする企業が増えることを意味します」と語った。
オープン＆クローズ
グアムのレストランやその他のビジネスの多くは、小規模で、1人か2人の従業員がCOVID-19の陽性反応を示すと、健康と安全上の理由から一時的に閉鎖を余儀なくされることがある。マイクロネシアモールにあるジョリビーのダイン・イン・サービスやその他のフードコードの店舗が一時的に閉鎖されたことからわかる。スタッフ全員が陰性となった後、1日か2日で再開している。
グアムでは2022年に入ってから、オミクロン株に起因して1日に最大850人のCOVID-19の新規陽性者が出ており、7000人近くの人が隔離されていると、グアム保健省は水曜日の夜に報告した。
スリースクエアでは、従業員が別々の作業場で、互いに交差したり接触したりすることがあまりないように、作業場の配置を変えているため、幸いにも店を閉鎖する必要はなかった。しかし、家族の看病やウイルスを心配する人々が増え、レストランの客数にも影響が出ている。
「安全第一ですからやむを得ません。しかし、レストランには負担がかかっています。私たちはできる限りのことをしようと思っていますし、そのためにスタッフを訓練し、常に状況を把握できるようにする体制を整えつつあります。連邦政府の給与保護プログラムや地元の助成金は、スタッフを維持し、営業を続けるための大きな助けになっています。また、従業員を採用しても、あまり長くは続かない。だから、本当に働きたい人を見つけるのが難しいんです」とスリースクエアのゲレロ氏は言う。
スリー・スクエアでは、最近、ジョブフェアを開催しました。コック、キッチンヘルパー、ディッシュウォッシャー、サーバー、ホスト、エクスペディター、ドライバーなど約57人が応募し、そのうち約20人が入社手続き中か、さらに話し合いを続けているという。このうち何人が長くレストランに残れるかはまだわからない」という。
ゲレロ氏は、飲食業に長く携わり、タモン地区に親しみを感じている人たちは、タモン地区での再就職を希望している。以前のタモンの雇用主から電話があれば、戻ることを希望する人が多いと言う。
感染拡大の二次的、
三次的影響を食い止めないと….。
オミクロン株が欧米で広がり始めた頃から人手不足により生産や物流が滞り、そこにオイル価格の上昇も相まり物価の高騰、品不足が発生することは想定されていた事態なので、やっぱりそうなるのね…..って感じですが、最近驚いたのがアメリカで急増する貨物列車の強奪事件です。
YOUTUBEなどで、「西部劇さながら…強盗団が貨物列車襲撃、積み荷数千個強奪」などの見出しで線路の周囲に強奪された段ボールが散乱する様子を伝えています。今までにもあったようですが、2021年の強盗事件は前年比で160％に増加、被害を受けている荷物は、ＵＰＳやアマゾン、フェデックスのものも含まれているようで、去年は日本円で5億7000万円ほどの荷物が強盗団に奪われ、ロサンゼルスではこの3カ月、毎日90個ほどのコンテナが襲われているといいます。グアムのビジネスや日常生活はオミクロン由来の社会活動の停滞だけでなく、パンデミックの二次、三次的影響もありそうです。
ランキンングにも一応参加し始めした。
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