2022年1月31日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム国土安全保障と民間防衛の声明によると、日曜日の朝に行われた北朝鮮のミサイル発射は、グアムや北マリアナ諸島に危険をもたらすものではないとした。AP通信によると、少なくとも1発は弾道ミサイルと見られ、北朝鮮が1月に行った7回目の発射になる。国土安全保障省顧問はニュースリリースで、軍や連邦政府のパートナーとの連携から北朝鮮からの発射から直ちに脅威はないとの通知を受け取ったと述べた。

 

日本の防衛省と首相官邸は、この兵器は弾道ミサイルの可能性があると述べたが、すぐには詳細を明らかにしなかった。今回の発射は、北朝鮮が木曜日に2発の短距離弾道ミサイルを海に向けて発射してから3日後。AP通信によると、北朝鮮は核の戦争抑止力を強化するため、より強力な兵器を製造することを目指し、火曜日に長距離巡航ミサイルと称する2つのミサイルを発射した。

 

北朝鮮はここ数カ月、実験活動を活発化させており、2022年にはこれまでに7回の兵器発射を行い、パンデミック関連の困難や米国との核外交の長期的凍結の中で、軍事力を誇示している。

 

専門家によると、北は主要な同盟国であり経済的な生命線である中国への配慮から、来週開催される北京冬季オリンピックの後に実験の頻度を停止する可能性があるとしている。しかし、バイデン政権の注目を集めるために、オリンピック終了以降、ミサイル発射を再開する可能性もあると予想されている。


日本とグアム、ともに直面する
北朝鮮のレッドラインはどこ?

毎回、グアムのメディアでこの種類の記事が上がらないのが気になっていました。2017年に受けたグアムの観光業のダメージを振り返ると、聞き流すことはできないニュースです。日本でも常態化しているのか、メディアの反応は悪く、一体どうなっているのか不思議でなりません。

 

今回は中距離弾道ミサイル(IRBM)だったとされ、2017年11月以降に北朝鮮が発射したミサイルの中で最大で、高度2000キロに達し、約30分間にわたって距離800キロを飛行した後、日本海のEEZ外に落下したと推定されています。今回はEEZ外とはいえ、以前にはEEZ内に落下したこともあり、この地域を後悔する船舶や漁業関係者の不安は募っていることでしょう。もう懸念と遺憾だけの発表だけではもう済ませられない状況でしょう。この種類のニュースはもう聞きたくない、と毎回繰り返し強く思ってます。

 

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