2022年2月3日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

日曜日にグアムに到達可能な北朝鮮のミサイルが発射された後、米国は国連安全保障理事会の開催を呼びかけた。中距離弾道ミサイルの発射は、北朝鮮がグアム周辺にミサイルを連射すると威嚇した2017年以来、最も懸念すべき出来事だった。国連事務総長は明らかに安保理決議に違反していると非難したと国連副報道官は語った。

 

国連事務総長は北朝鮮に対し、これ以上緊張を増す行動を取らないように促し、国際便や海洋の安全に対する配慮を無視したことに大きな懸念を表明、すべての当事者が平和的な外交的解決策を模索するよう呼びかけた。

 

国務省は火曜日遅く、米国連代表部が非公開の理事会協議を木曜日に開催するよう要請したことを確認した。日曜日の発射後、ホワイトハウス当局者は、今回のミサイル発射実験について、北朝鮮によるここ数カ月間の一連の挑発行為がエスカレートしており、制裁からの救済を勝ち取るためのものと見ていると述べた。

 

日曜日に発射された「火星12」ミサイルは、北東アジアと太平洋の米軍基地、さらにはアメリカ本土への核攻撃能力を獲得するためのものとみられる。ここ数カ月、北朝鮮はさまざまな兵器システムを発射し、核爆発やICBM発射などのより深刻な兵器実験に対する4年間のモラトリアムを解除すると脅している。

 

日曜日の発射は、1月だけで7回目のミサイル発射であり、最近実験された他の兵器には、開発中の極超音速ミサイルや潜水艦発射ミサイルが含まれている。安全保障理事会は、2006年に北朝鮮が初めて核実験を行った後、制裁を開始し、さらなる核実験や核・弾道ミサイル開発の高度化に対応し、制裁を強化した。


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パンデミックはグアムの課題を浮き彫りにしました。食料輸入依存度の高さ、産業構造のリスク分散、新しい産業の育成、水や電気、インターネットなどのインフラ整備、医療体制の脆弱さなど、すべてにおいて未だパンデミック禍で経験したことを未来に生かす道筋が見えていません。北朝鮮問題はグアムの努力の及ばない地政学上の課題で、懸念していた2017年以降再び脅威に直面する様相を呈しはじめています。ウクライナ情勢が緊迫する中で、北朝鮮情勢に関係国がどう対処するのか、メディアでは伝えられないことも多くあるのでしっかり情報収集したいと思っています。

 

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