2022年3月9日朝刊PNCより翻訳、抜粋、要約
1914年以来、3月8日は国際女性デーとなっている。毎年、ウィメンズクラブは、グアム島の女性の地位向上を支援し、平等を促進し、女性のための奨学金を提供する多くの非営利団体で構成されており、解決策を見つけ、機会を与え、女性を助けるために活動している。
最近、第36回グアム州議会は、偏見をなくすことをテーマとした国際女性の日の決議書に署名した。女性の権利のための戦いを続ける中で、米国労働省から公正な助成金を受け、グアム女性局は給与の公平性と一般的な公平性のためのプログラムを作成している。このプログラムでは、地域の女性たちにインタビューをし、何が必要で、何に焦点を当てるべきかを探っている。
グアムでは多くの人々から特家庭内暴力の事例が報告されていますが、そのほとんどは周りが気づいていない。女性はこのテーマについて、おそらく男性よりも高い割合で経験しているとされている。ホワイトハウスは国際女性デーについて演説する予定。
日本の男女格差は昨年の世界80位から
さらに順位を下げ190カ国中103位!
ちょうど、この記事を目にする前日、世界銀行が190の国と地域の職場や賃金、年金など8つの分野で男女格差を分析した調査で、日本は103位タイと去年の80位タイから大きく順位を下げたニュースを耳にしたところでした。日本は移動の自由や年金などでは格差がないものの、職場での待遇や賃金などで低い評価だったことが順位をさらに下げた要因とされています。
推察するに、コロナ禍でパートや契約勤務の方の労働環境が悪化したことが、さらに順位を下げた主な理由なのではと思いますが、それ以前に80位ということ自体が問題ですね。長年グアムで仕事をしてきて、グアムと日本の男性の職場やビジネスシーンでの女性に対する評価の違いを感じてきました。
やはり日本の社会では、暗黙のうちに女性に対する評価の低さや対応の違いを感じることがあります。ただ、悪気はなく無意識なのだろうと思うので、あまり気にせず過ごしてきました。たびたび政治家のおじささまたちなどが失言して非難されるのが顕著な例で、悲しいかなご本人はなぜ責められているのかお分かりじゃないのではと思え、なんだか可哀想になることがあります。時代の流れに謙虚に自らの感性をアジャストしていく努力を続けていないと、気づいたらすっかり時代に取り残されちゃって、うっかり…….なんてことになるのでしょう。
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