2022年4月3日朝刊Guam Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム政府観光局(GVB)は水曜日、韓国からの観光客が、パンデミック前の2019年の数の約3分の1にあたる約25万人になると予想していることを発表した。韓国政府は3月21日、韓国でワクチンを完全に接種した到着外国人旅行者がウイルス検査で陰性だった場合、検疫の義務付けを解除すると発表。日本は3月初め、COVID-19検査が陰性で、完全な予防接種を受けている旅行者に対する3日間の検疫義務期間を撤廃。

 

パンデミック以前に大きなウェイトを占めていた韓国と日本が旅行者に対するCOVID-19政策の緩和を受け、GVBは旅行者のグアム訪問を再開させるための努力を強めている。

 

観光客を呼び戻そうとするグアム政府観光局の計画について、何人かの住民が感想を述べた。エクスプレス・ファイナンシャル社の副社長であるアルバート・マンリー氏は、「韓国と日本は観光面で、大切なマーケットであり素晴らしいアイデアだと思います」と述べました。観光客の減少はエクスプレス・フィナンシャルにも影響を与えている。顧客の大半が観光産業に従事しており支払いが困難になっているケースも多いという。

 


エビデンスを精査し
PCR要件の是非を議論してほしい。

3月16日に新規感染者が過去最高の62万人超を記録した韓国の新規感染者数は4月2日時点で約26万人、ようやく頭打ちになり下降傾向がみえるようになりました。それでも人口で単純比較した場合、日本の約62万人に相当する規模が続き、韓国は直近1週間の新規感染者数の平均で世界最多のようです。ムンジェイン大統領も「世界に誇る『K防疫』」と成果をアピールしていましたが、今は一切触れないだんまりは5月10日にユン・ソギョル次期大統領の政権が発足するまで続くのでしょう。

 

これだけ多いと、だれがいつコロナ感染してもおかしくなく、家族や友人の誰かが感染しているという人も多いことでしょう。今月は韓国-グアム便の再開や増便が予定されていますが、アメリカ全土で渡航1日前までのPCR陰性証明を求めているために、旅行の予定を直前で中止にせざるを得ない事態も出てきそうですね。

 

英国のように新型コロナウイルス対策として課せられていた水際措置が全て撤廃されている国がある一方、アメリカの検疫ルールには長らく変更がありません。PCR検査の扱いが緩和されることが、本格的な海外旅行の円滑な回復には不可欠です。そして何より日本入国時に煩雑な検疫体制が緩和もしくは体制づくりの再構築をしない限りは日本入国のハードルは日本人にとっても高いままです。

 

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