2022年5月22日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

ガス代、食費、光熱費、その他の生活必需品の値段が上がるにつれ、自分で食べ物を育てたり、鶏を飼ったりする人が増えている。Guåhan Sustainable Cultureの代表のミシェルさんは、「人々は自分たちの食べ物を育てることにとても関心があり、状況を懸念しています」と述べている。

 

ガソリン価格は今月2回上昇し、2020年にドライバーがポンプで支払う金額のほぼ2倍となった。5月5日にはレギュラーグレードの燃料1ガロンが6.04ドルと6ドルの大台を突破し、5月19日には1ガロン6.19ドルと再び跳ね上がった。

COVID-19がサプライチェーンや労働力不足を起こし、ロシアのウクライナ侵攻でさらに食料品などのコストも上昇している。2020年に43.99ドルだった鶏肉1ケースが、3月現在、一部の店舗では48.99ドル。カルローズ米の50ポンド袋は、2年前は約27.99ドルだったが、現在は37.99ドルになっている店舗もある。この値上げのペースがすぐに緩和するかは不明。グアムの住民は、現在、送料の上昇、ガソリン価格の上昇の可能性、公共料金の上昇に直面している。

 

土曜日、グアハン・サステナブル・カルチャーとそのアメリカーズパートナーは、大勢のボランティアとともにハガッニャで、さまざまな果物や野菜の苗が植えられているコミュニティガーデンを拡張した。この庭は、植え付け教室や種の配布など、自分たちで食べ物を育てることを目指す人たちに教え、そしてそれを支援するプログラムなどの活動の中心にもなっている。パンデミックが、自分の食べ物を育てたいと思う人が急増したという。

 

グアハン・サステナブル・カルチャーは、グアム・グリーン・グロースとアメリコプターズとのパートナーシップにより、今年初め、タロフォフォに2番目のコミュニティガーデンを作った。北部にも検討している。この組織は昨年、卵の生産プログラムも開始。本土から鶏を連れてきて、参加家族に育て方を教えるというもの。鶏の飼育はうまくいき、家族分、さらには知人へ譲ったり、中には販売しているところもあるという。

 

しかし、グアハン・サステイナブル・カルチャー社も、輸送料金の値上げの影響を免れることはできない。より多くの農家から孵化用の卵を提供してもらい、空輸せずにここで鶏を飼育できるようにしたいと考えている。同様に、地元で種を集め、植え付けをする人たちに配ることも考えている。

 

ボランティアと今後のプログラム
この夏、Li’l Sproutsは、持続可能性、健康、栄養についてもっと学びたいという中学生のためのサマープログラムを開催する予定。このプログラムは、子供たちにガーデニングについてもっと学んでほしいという親たちの声から生まれた。来年度には、小学生を対象とした放課後プログラムも開始する予定。コミュニティガーデンや教育プログラムの拡大に伴い、定期的に一定の時間を確保できるボランティアを多く募集しているという。


物価高で物々交換が
今後ますます増えそうです。

我が家の卵の写真が使える日が来るとは….。我が家で消費しきれない卵はオフィスに持っていき、欲しい人にお裾分け。今はマンゴーのシーズンで、マンゴーの木が自宅にある人は頻繁にオフィスに持ってきてくれます。そしてまた、オフィスを訪れた人にお裾分け、そうしてGUAMLOVERSのオフィスは物々交換の場にもなっています。バナナを収穫できれば、小分けにしてオフィスのあちこちにぶら下がっていることもあります。アボカドやサワーサップなども、シーズンになれば同じように物々交換。日本では考えられないような繋がりがグアムでは普通に行われています。それが昨今の物価の上昇でさらに喜ばれたり、ありがたかったり…..。物価高は当面続きそうです。今日は日曜日、思い立ったら吉日、ガーデニングを始めてみてはどうですか?

 

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