2022年6月23日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

ユナイテッド航空は、8月に名古屋-グアム線および福岡-グアム線の直行便を再開する。これは、COVID-19により多くのフライトが運休になってから2年が経ち、日本-グアム間の直行便のキャパシティを拡大するもので、8月1日に名古屋-グアム便を再開し、毎週月曜日と金曜日の午前中に2便を運航する。
8月4日より、福岡-グアム便2便が木曜日と日曜日の朝に出発する予定。

 

また、8月1日からは、グアム-東京/成田間のフライトを週21便に増便する予定で、全便でB737-800型機を使用し、ビジネスクラス16席、エコノミークラス150席を提供する。

 

ユナイテッド航空のアジア太平洋地区空港運営担当マネージングディレクターであるシノハラ氏は「名古屋と福岡への再就航を発表できることを嬉しく思います。大流行前の水準に戻すことが我々の目標であり、需要の回復に合わせてグアム-日本間のキャパシティを増やし続けていく予定です」と述べた。

 

ユナイテッド航空は、7月1日から大阪/関西-グアム線を再開し、8月1日からグアム-東京/成田線を週21便に増便し、名古屋、福岡便の追加により、ユナイテッド航空は日本との間に週28便のフライトを提供することになる。

 

6月12日より、米国に入国する旅行者はCOVID-19の陰性証明が不要になっているが引き続き予防接種カードの提示や機内でのマスクの着用は必要。グアム国際空港は最近、グアムの空港でのマスク着用を任意とした。


グアム知事は、住民の救済はさらに進むと語る

2022年6月23日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

水曜日の夜、グアム知事は、500ドルの景気刺激策、500ドルの電力費上昇の相殺、無料のゴミ拾いなど、生活費上昇に対処する家族を支援する計画を打ち出した。また、民間企業全体で有給休暇を取得するための計画を策定し、より手頃な価格の医療保険を推進することも掲げている。

 

グアム知事は、パンデミック発生から2年以上が経過し、「すべての人々の努力により、グアム島はCOVIDの長い暗闇から一歩踏み出しました。また、グアムの家族の生活はさらに改善されるでしょう」と述べた。財政規律を通じて、グアムの財政状態を改善し、一般会計の赤字を解消したと述べ、軍事増強のために数十億の支出が予想されるにもかかわらず、収入は増加しているとも述べた。グアム知事は今年、再選を目指している。

 

グアム知事は立法府に対して、苦境にある人々や障害者、凶悪犯罪や麻薬との闘い、病人を癒し、子供たちを育て、経済的創造性の生の力を解き放つ仕事に投資するために地方資金を使うとしている。

 

生活費
グアム知事は、電力料金の上昇を相殺するために、すべての住宅供給者に500ドルのクレジットを提供し、毎月100ドルの分割払いにすることに合意。上院のジョー・サン・アグスティン議員と議会の歳出委員会は、アデラップと協力して、地元の資金を使った法案を作成中だという。法案が提出されればグアム知事はサインすると述べている。さらに500ドルのプルグラマン・サラッペ(Prugraman Salappe)を通じて、対象となる住民にさらなる資金が提供されると発表。第2弾の対象者には、自動的に小切手が送られる。


緊急対策と並行して進めて欲しい、
未来に向けた産業育成。

 

世界中で物価高騰への反発からデモが相次ぎ、鉄道や物流、製造業などがストップしているようです。物価上昇率が日本では2%台、アメリカやイギリス、EU諸国では8〜10数%、途上国では数十%を記録している国もあるようです。世界的にはインフレ率が比較的低く抑えられている日本でも、昨日公示になった参議院選挙では最大の争点になっています。ただ、今回の世界的なインフレはパンデミックからウクライナ戦争と続く有事が要因であることを考えると、給与アップを求めるデモが社会に与えるダメージと解決の糸口を探るメリットを天秤にかけるとどうなのかとも思います。

 

グアムの行政にも喉元過ぎれば…..と状況が改善するのを静かに待つだけでなく、緊急対策と並行して今後も続くであろうさまざまな有事を想定して産業の重層化、新規産業の誘致、観光マーケットの拡大、農水産業の育成などを進めて欲しいですね。世界の動向に右往左右しない体質、目指したいですね。

 

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