2022年7月12日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

ルーベン・クルーズさん(41歳)が必要なのは、毎日の食料の援助だった。2カ月間、フードスタンプが切れているというクルーズさんは、月曜日の朝にオープンしたグアム政府の救援センター(グアム・リリーフ・センター)で支援を求めた。

 

グアム知事らがテープカットをしている間、クルーズさんを含む少なくとも6人の住民が、補助栄養補助プログラムの登録から500ドルのプルグローマン・サロッペ3の申請まですすめていた。 プルグローマン・サロッペ3とは、パンデミックの影響を受けた世帯に直接現金を援助するもの。

 

グアム救済センターは、ハガッニャのバンクオブハワイビルの3階にあり、SNAPからメディケイド、育児支援まで、あらゆる福祉・救済サービスの申請や、申請状況の確認ができる場所。また、低所得者向け住宅や水道の支援プログラムについて、申請中または懸念がある場合は、このセンターで支援を受けることができる。また、税金の還付状況について知りたいという納税者の方への支援も行っている。営業時間はグアム政府の休日を除く月曜日から金曜日までの午前8時から午後5時まで。同センターはハガッニャのバンクオブハワイビル3階、電話番号は671-475-2060。

 

グアム・リリーフ・センターの目標は、人々と彼らが必要とする政府サービスとの間の「ギャップを埋める」ことだと、同センターの暫定マネージャーであるキャサリン・ペレド氏は述べている。「このセンターの目的は、人々が必要な支援を受けられるように、人々と人々をつなぐ手助けをすることです」と、グアム副知事は語る。

 

ワンストップ救援センターは、一度に最大15人のクライアントを対応できる。「苦労やフラストレーションを経験している私たちの国民にとって、より便利にすること、そして私たちの国民のニーズに応えることです」とグアム知事は述べた。

 

月曜日の朝、3番目に支援を求めたカウンティ・クモスさん(70歳)は、自分と甥の悩みを解決する場所がひとつになり、「何度も足を運ぶ必要はないのです」と喜んでいた。クモスさんは、甥の所得税申告に関する懸念に対処するほか、彼のプルグローマン・サロッペの状況を確認し、食糧援助の資格があるかどうかも尋ねた。社会保障の他に食料援助も受けられると助かるという。

 

グアム・リリーフ・センターで申請や問い合わせができるのは、以下のプログラム。
– SNAP(Guam Supplemental Nutrition Assistance Program)フードスタンプ
– 公共福祉プログラム、メディケイドプログラム、医療困窮者プログラム、チャイルドケア開発基金、Prugråman i Pinilan i Famagu’on Guåhan チャイルドケアサービスプログラム
– 知事のコミュニティケアおよび放課後児童ケアプログラム、親族および家庭内ケア提供者プログラ ム
– COVID-19 死別者支援基金プログラム
– グアム低所得者向け住宅所有者支援プログラム、低所得者向け家庭用水供給支援プログラム
– Prugråman Salåppe’ (プルグラマン・サラッペ) Ayudon i Taotao 3、ホームレス支援と貧困防止のオフィス。
– また、賃貸住宅やAdvance Child Tax Credit、All RISEプログラム、Economic Impact Payments、税還付に関する未請求の小切手に対する支援も受けられる。


問題の本質を見極めた対応が
回復速度を左右するカギに?

昨日に続いてグアム救援センター(グアム・リリーフ・センター)を取り上げました。対応できるプログラム内容など詳細が書かれていましたので参考にしてください。とりあえず利用できるプログラムがないか知りたい人、申請などで滞っている人は立ち寄ってみるのもいいかもしれません。

 

パンデミックからの回復にアンバランスやミスマッチが目立ちます。人手不足を嘆く業界があるにもかかわらず、求める仕事が見つからない応募者が多い実情。給与面や職種が折り合わないようです。そして、観光業の本格回復に欠かせない日本マーケットの動きが円安や航空券の高騰、コロナ第7波などで進まない状況。増加傾向にある韓国マーケットが限られた施設に集中するため、グアム全体として進まないサービスの再開など。問題の本質に切り込んだ解決に取り組む視点が必要そうな気がします。

 

 

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