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2022年7月15日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

スティーブ・キャスパーバウアー氏は大学時代に日本食レストランで働きながら育んだ友情がきっかけで、暗殺された安倍晋三元首相との思わぬ縁を結んだ。地元実業家であるスティーブ氏はグアム・ロータリー・クラブで安倍元首相と初めて会ったのは30年以上前で、安倍首相が日本の歴代総理大臣最長在任期間を記録する何十年も前のことだったと語る。

 

アリゾナ州立大学に通いながら、日本語を勉強していたスティーブ氏がどんぶり屋で働いているときに、同僚で大学院生であった飯塚弘氏は今まで会った中で一番地味な男だったという。飯塚氏は総理の右腕になりたいと話した。彼は私の日本語の宿題を手伝い、私は彼の行政学の修士論文を手伝った。卒業後も二人は友人で、飯塚氏は日本でモデルをしているスティーブ氏の妹を気遣ったりしていた。

 

そのことを忘れていた1987年頃のある日、飯塚氏から電話がかかってきたと言う。飯塚氏は当時日本の外務大臣だった安倍首相の父、安倍晋太郎氏の下で働くことになったと言い、日本からの数百万ドルのヨットがサイパン沖で米国沿岸警備隊に押収され、返還するよう米国議会に働きかけてもうまくいかないと話した。

 

飯塚氏はスティーブ氏に助けてを求めてきた。スティーブ氏は母親のカーメン・カスパーバウアー元上院議員に電話をし、ベン・ブレイズ議員に働きかけ、3週間も経たないうちに船を解放したという。


若き日の友情は、当時の希望に満ちた
自分を思い起こさせてくれる魔法のよう。

夏休みに多くのお客様をお迎えしたいと期待していたところですが、日本では第7波の到来で足が止まってしまうのでは懸念されます。パンデミックになり3度目の夏、今年こそは心をリフレッシュ、大切な人と楽しい時間を共有できる旅に出かけたいと予定している人も多いでしょう。主流であるオミクロンの派生型BA5は肺でウィルスが増えやすいとの報告もあるようなので、重症化や医療逼迫を招かないことを願い、淡々と感染予防に努め第7波が過ぎるのを待つしかないですね。

 

私にも留学時代の友人から10年ぐらい経ってから連絡を受けた経験があります。当時苦境にあった彼女は無念な気持ちを抱え故郷に戻りました。その時期を共にした私のことを覚えて、当時借りたお金を返したいというのです。私の実家に電話をして、居場所を探し当て連絡してくれたことを大変嬉しく思い、胸が熱くなったことを覚えています。人生のさまざまなシーンで出会う人との絆は、思わぬ展開があったり、心を豊かにしてくれたり、何よりの人生の宝物ですね。

 

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