2022年7月21日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

Tギャラリア by DFSの隣にあった「チャプターワン・カフェ(Chapter One)」は、こぢんまりとした店舗でパンデミックによる閉鎖の後、2021年6月に再オープン。その後、客足が伸びたことで、より広い場所が必要になった。「もっと広い厨房スペースと客席が必要だったので、タモンの店舗を残し新しいコンセプトの店舗を展開したのです」 と王さんは言す。

 

パンデミックに悩まされながらも、レストラン口コミサイト「Yelp」で5つ星を獲得した「チャプターワン」。タモン店では観光客の方もいらっしゃいましたが、大半は地元のお客様だと言う。現在、チャプターワン餃子館は、マイクロネシアモールのフィエスタ・フードコートで営業している。

 

この店のコンセプトは、通常のショッピングモールのフードコートとは少し異なり、フードウォーマーで大量に作るのではなく、注文を受けてから作るメニューを多く提供している。この店の名物は餃子で、毎日、さまざまなスタイルの餃子の材料を手作業で作っており、フライパンで焼いたりスープにしたりしている。

 

定番の餃子、上海大餃子、エビシュウマイ、蒸し餃子、炒め餃子、バオなど、毎日ご用意。ご要望があれば、特製餃子もお作りする。「ベジタリアンやビーガンの餃子を注文する常連客も多いので、少し前にお知らせください」とワン氏は言う。

 

豚バラ肉の煮込み、上海風ダック、四川風ペッパーチキン(温・冷)などの名物料理が、モールのフードコートで味わえるようになった。四川料理は、四川省の山椒と唐辛子を使用した料理で、辛いものがお好きな方におすすめです。四川のスパイスの辛さは尋常ではないので注文時に辛さ具合を指示することができる。

 

現在、チャプターワン餃子館は、マイクロネシアモールフィエスタのフードコートで営業しており、以前の店舗では数十席だったのが、数百席まで拡大した。看板メニューの「台湾式牛肉麺」は以前の店舗で一番売れたメニューで、スープを作るのに時間がかかるが香ばしく、コクのある牛肉スープを求めて、常連客は訪れる。新たに登場したチキンヌードルスープも人気がある。

 


どこにも負けない一品が
飲食ビジネス成功の鍵?

パンデミック禍でマイクロネシアモールのフードコートの顔ぶれも随分変わりました。たこ焼きやメンチカツの専門店ができたり、目玉メニューを明確にした専門性の高いお店が増えています。今日紹介したChapter Oneも飲茶、麺類をメインに台湾チャイニーズに特化したメニューで他の中華料理全般との違いを明確にしているようです。

 

さらに手頃な価格のはずのフードコートでも値上がりが続いています。物価高騰の波はフードコートでも例外ではありません。これからの飲食ビジネスは、リピートしたくなるとっておきのメニューを基軸にメニュー構成をする、店舗のコンセプトを明確にすることがさらに大切になるのでしょう。

 

 

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