2022年7月27日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

成人および小児患者の軽度から中等度のCOVID-19の治療を目的としたモノクローナル抗体治療センターがハガッニャのパセオスタジアムに開設された。ベブテロビマブmAb治療(bebtelovimab mAb)を受けるには、患者は12歳以上で体重が88ポンド以上であることが条件。グアム保健省によると、ベブテロビマブは静脈内抗体注射で、軽度から中等度のCOVIDの治療に使用される治験薬。

 

このセンターは、月曜日から土曜日の午前9時から午後4時まで、パセオスタジアムで営業されている。治療の予約をするには、患者は、671-988-4527に電話する必要があり、医療機関からのCOVID-19感染証明と紹介状が必要。

 

150件の新規症例
共同情報センターは、先週末の解放記念日に何千人もの島民が集まった後、3桁の新規COVID感染者が報告されたことを受けて、治療センターの開設を発表した。火曜日には、150の新しいケースがDPHSSから報告された。前日には7月21日から25日までの5日間に確認された459件の新規感染者が報告されている。

 


モノクローナル抗体治療は
早めが効果的なようなので、
重症化リスクのある方は頭の片隅に。

 

ベブテロビマブmAb治療はCOVID-19 の原因となるウイルスが体内のセルへの侵入するのを防ぎ、体内に存在するウイルスの量を制限するという治療法の一つです。症状を穏やかにしたり、重症化リスクを減らしたりするようです。今日の記事では条件として12歳以上で体重が88ポンド以上であることとされていますが、日本の基準で見ると、発症から7日以内、基礎疾患などの重症化リスクがある方となっているので、早めの判断が必要になり、時期が重要なようですので参考になさってください。

 

グアムでも感染者がコンスタントに毎日100人強のペースで確認され、周りの人でも感染したという話を聞くようになっています。多くの場合軽症のようで、気づかない程度で済んでいるケースも多いようですが、基礎疾患がある方などは今日のニュース、頭の片隅に入れておいてください。

 

ここ数日は「ケンタウロス」と呼ばれるオミクロン株の新たな変異株である「BA.2.75」のニュースが聴かれるようになりました。その感染力は従来のオミクロン株の3倍と言われていますので、日本や韓国のコロナ対策への考え方が依然として変わらず、検疫方針が維持されるかどうか、見守っています。

 

 

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