2022年8月15日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアムは長年、安定してアジアからの旅行者を受け入れてきた。グアム国際空港は成長する旅行市場の需要に応えるために毎月何万人もの往来があり、アップグレードと近代化が進められ、グアムを世界クラスの観光地にするために、資金が投入されている。ホテルへの投資、高級小売ブランドの設立、新しいレストラン、ショップ、観光客向けのビジネスなど、ここ数十年のグアムの経済成長と発展の多くは、間違いなく観光によって支えられてきたと言える。

 

8月初旬にグアムに観光客が戻ってきたことは、パンデミックとの闘いにおいて重要な中間地点であり、多くの業界リーダーや地元企業から明るい未来が待っていると期待されている。韓国と日本を結ぶ直行便が復活したことは、制限が継続されるとしても、明るい兆候である。

 

2020年以前、グアムは常に年間100万人以上の訪問者を迎えていた。新しいホテル、既存の施設のアップグレード、より多くの文化的アトラクションなど、グアム政府観光局をはじめとする旅行、観光、ビジネスの各組織の努力により、グアムの最も重要な経済エンジンを飛躍させることは、グアムにとって克服すべきチャレンジとなる。

 

観光客が戻ってきたことは喜ばしいが、創造性、ビジョン、成長への慎重な計画をもって前進することが、長期的な持続可能性の鍵になる。私たちはビジター業界のリーダーや企業を支援し、この重要な業界が今後数日、数カ月でどのような進歩を遂げるかを読者に報告することを楽しみにしている。


豊かな伝統と文化があるグアム、
哲学が未来の観光復活の鍵になるかも?

少しまどろっこしい記事でしたが、ポイントは創造性、ビジョン、成長への慎重な計画をもって観光業回復に向かうことが望ましいと指摘し、メディアとしてはそれを後押ししたいということのように読み取りました。

 

まさしくその通りで、2019年に戻ることを目指すのではなく、2022年のグアムへ再構築することを指摘しているのでしょう。ハワイでは「イルカと一緒に泳ぐ」だけでなく、50ヤード(46m)以内に近づくことも禁ずる規制がもので、人間だけでなくボート、カヌー、SUP、さらにはドローンにまで適応される条例が発令されたようです。また、アクティビティ施設への人数制限についてもニュースになっていたと記憶しています。ハワイは明らかにSDG’sを意識た観光産業に向かっているように見えます。

 

先日亡くなった三宅一生さん。ここ数日、彼の偉業を特集する番組を目にすることがあり、着物文化を根源とした機能と快適さにこだわった哲学のあるクリエイティブの数々に込められた彼の思いに改めて感服します。

 

グアムにはミクロネシアの豊かな文化や伝統があります。グアムがこだわり大切にすることを再認識し、研ぎ澄まし、世界で唯一の体験ができるリゾートへ進んでいければ素敵ですね。観光であってもファッションであっても揺るぎない哲学が人の心を動かすのかもしれません。

 

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