2022年8月24日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

今日は、熱帯低気圧について、判断や支援、生命・財産の保護といった側面からお話したい。熱帯低気圧は、その形状、大きさ、強さが大きく異なる。「熱帯低気圧」という言葉は、熱帯低気圧、熱帯暴風雨、台風、超大型台風を含む包括的な言葉。ハリケーン(および台風)の最大風速はカテゴリー1(時速74~95マイル)からカテゴリー5(時速157マイル以上)、熱帯低気圧の風速を時速39~73マイルに分類したサフィア・シンプソン尺度はご存知の方も多いと思う。

 

熱帯低気圧の最大風速は、生命と財産を守るための警告、予報、安全対策に大きな影響を与える。しかし、カテゴリーだけではわからないことがある。暴風雨のカテゴリーには、降雨量、鉄砲水や土石流の可能性、高潮、危険な海や波など、その他の詳細が含まれていない。「たかがカテゴリー1の台風だ、もっとひどい目にあったことがある」といって台風を軽視する人がカテゴリーで判断してはいけない。

 

グアムで数年間、熱帯低気圧や発達した熱帯低気圧がミクロネシアの島々に大被害を与えるものがあり、このような低気圧を「ノーネーム・ストーム」と呼んでいる。最大風速は弱いのですが、ミクロネシアの島々の上空でほぼ静止し、前触れもなく土砂崩れや鉄砲水を引き起こす豪雨や、木をなぎ倒すほどの突風が吹き荒れる。

 

激しい雨
今週初め、月曜日の午後、グアムの大部分で大雨が降った。ドップラーレーダーでは、1時間あたり4〜6インチの降雨量と表示された。幸い一箇所にとどまることなく移動していたため、累積降雨量はこの時間雨量より少なかった。ティーザンの事務所では、1時間に1.75インチを観測。この1時間の雨量は、我が家の庭全体が水浸しになり、道路まで流れ込む量だった。熱帯低気圧や台風ではないものの、この名もない気象現象はやはり警戒が必要だ。

 

常に備えを
熱帯低気圧は、その規模に大きな差があります。2015年にサイパンを直撃した台風10号(Soudelor)は非常に小さな台風でしたが、テニアンをほぼ無傷でだった。1979年の台風10号(Tip)はフィリピン海の大部分を覆うほど大きな台風だった。

 

予報
皆様が生命と財産を守るために適切な行動をとることができるよう、最新で最も正確な情報を把握し、お伝えするよう心がけている。予報を読むだけでなく、テキスト速報にも注意してほしい。そこでは予報士が予報や不確実性、可能性についてより詳しく説明し、ソーシャルメディアでも情報を発信している。

 

熱帯低気圧がこの地域を脅かすような場合は、パブリック・アドバイザーも見てほしい。6時間ごと(熱帯低気圧注意報や警報が発令されている場合は3時間ごと)に、その暴風雨の現在と予報の詳細を伝えている。注意報や警報が発令されている島では、ローカルステートメントを発行している。

 

最後に、いつも皆さんにお伝えしていることをお伝えしたいと思います。皆さんからのご意見をお待ちしています。私たちはあなたの声を聞きたいのです! 私たちがどのように活動しているか、メールを送ってください。良いことも悪いことも、皆さんの声が私たちの製品やサービスを形作るのです。

 


PCR検査陰性証明義務が
ついに撤廃になるか?

 

今日の記事はアメリカ海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration/NOAA )によるもののようです。アメリカ海洋大気庁のウェッブサイトに行くとグアムのZIPナンバーを入れるとその地域の気象情報が入手できるようになっています。ただ、グアムの天気は変わりやすく予想が当たらないことも多々あります。状況を見ながら行動を考える心構えを持ってすごすことが大切なのかもしれません。

 

雨続きのグアムの今後の天気もきになりますが、今日の興味は日本の水際対策緩和の発表。日本政府は来月以降、一日当たりの入国者数の上限を今の2万人から引き上げ、日本人を含むすべての入国者に海外の滞在先を出発する前、72時間以内に検査を受け、陰性の証明書を提出するよう求めている措置を、ワクチンの3回目接種を終えている人については免除する方向で調整を進めているようです。本日岸田首相が表明すると言われているので、楽しみにしています。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願さいいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!