2022年8月26日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアム保健省によると、グアムでは1日あたりの新しいCOVID-19の平均症例数が着実に減少し続けている。症例数は数週間にわたり1日100件前後で推移していたが、先週は1日80件未満まで減少。検査陽性率は全体では5%程度に低下しているが、グアム在住者の検査陽性率は10%程度にとどまっている。

 

「病院では多くの人が受診しています。しかし、入院患者数が急増指標を上回っているにもかかわらず、ICUは急増指標を上回っておらず、過去1週間ほどで死亡するもいませんでした」と、疫学者アン・ポブツキー氏は述べた。

 

米国疾病対策予防センター(CDC)の指導に基づくと、同島は依然として高いコミュニティ・リスク・レベルにある。ポブツキー氏は、1月に患者数を増加させたオミクロン亜種から派生したBA.5亜種が、新規患者の大半を占めている可能性が高いと述べている。この亜種はグアム島内のゲノム配列解析の結果特定されたが、裏付ける完全なデータがないとし、サンプルを島外に送って確認する必要があると指摘した。

 

グアム州疫学ワークグループの主任疫学者であるアネット・デビッド博士によると、BA.5が原因と思われる最近の症例の増加は、毎年見られるインフルエンザ症例の季節的な増加と同程度のものだった。「インフルエンザは毎年、ウイルスの種類が変わり、その構成も変化する。COVID-19でも、そのようなことが起こると思われます。私たちはすでに、このウイルスとどう付き合っていくかという過渡期にあると思います。しばらくは症例が減り、新しい亜種が登場して急増するという状況になる可能性が非常に高いのです」と述べた。デビッド博士は社の新しい製剤は、オミクロン亜種に対してより有効なものにアップデートされていると述べている。


落ち着きを取り戻した今、
改めて考えたい問題の根幹。

 

今日のThe Guam Daily Postは日本の水際緩和について伝えていますが、「グアムの朝刊」では昨日、一昨日とすでにコメントで紹介していますので、今日はスルー。ただただ、新しい政策の良い影響が目に見えて現れることを待つばかりです。

 

グアムのコロナに関しては2ヶ月ほど続いたI日100人以上の新規陽性者がここ数日100人を下回り、ようやく落ち着き始める気配です。学校も対面での通常体制で新年度が始まっています。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言えることを何度も繰り返してきたきますが、このあたりで過去2年半に発覚した問題点にしっかり取り組んで欲しいですね。

 

産業の重層化、新規産業の誘致、観光マーケットの拡大、インフラ整備とアップデートなど、一時期指摘されたりテーマになったこともその後パッタリと聞かなくなったテーマもあります。現在進行形の人材不足とトレーニングについては取り組みがされているようですが、短期的解決を目指すのではなく、長期的な視点で即戦力のあるスキルワーカーがグアムに集まる仕組みまで視野に入れて取り組んでほしいですね。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願さいいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!