2022年9月11日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

タモンのTギャラリアで、DFSグループリミテッドの地域幹部が、Tギャラリア by DFS グアムとグアムキャンサーケアとの提携を発表する式典で、個人的な喪失体験を語った。DFSグループの日本、韓国、中部太平洋地域担当マネージング・ディレクターで東京に拠点を置いているリチャード・グスタフソン氏は、イベントに参加した数十人の観光業界の幹部やビジネスリーダーを前に、「私は10年前に最初の妻をがんで亡くしており、この取り組みは私にとって身近なものです。がんは患者さんだけでなく、ご家族にも影響を与える病気であり、私たちの組織は、その影響を受けた方々の旅の負担を軽減するために尽力しています」と述べた。

 

グアムキャンサーケアは、がんに罹患したすべての人にがん治療の支援と擁護をする組織。DFSケアは9月1日から10月31日まで、高級小売店での直接販売を通じて、直接販売を通じて寄付を行うものでがんについての意識を高めるとともに、一部のファッション商品を購入すると、購入価格の5ドルがグアムがんケア団体に寄付される。さらに、DFSケアの開始を記念して、店舗の利用者が直接現金を寄付できる募金箱を設置するなど、店内で特別なプロモーションを行い、募金を呼びかけている。

 


まだまだ足りないがんの啓発活動。
コミュニティの意識UPが大切。

 

男性の2人に1人、女性の3人に1人が生涯のうちにがんにかかる可能性があると推測されています。がんになることは珍しいことでなく、いかに早期発見し、治療を始め、がんと向き合いながら人生を過ごしていくことになります。それでもなお、まだ「まさか自分が…..」と思うのかもしれません。今日紹介したようなプログラムががん患者のサポートや普及啓発に活用されることを願います。

 

今日はあれから21年目を迎えた9.11。現実の出来事とは思えない衝撃に体が震えた感覚は今でも忘れられません。そして安倍元首相の暗殺、亡くなる数秒前まで人生が終わることに気づかずこの世を去るケースがあります。がんは治る病気であり、付き合うことができる病であるので過度に恐れず、周りの人だけでなく、コミュニティとしても支えていきたいですね。そして私も含め、自分ごととして捉える意識を高めることにも努めたいと思います。

 

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