2022年10月14日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

グアム政府観光局(GVB)が木曜日に発表したリリースによると、9月30日に終了した2022会計年度中に世界中から21万6000人以上の訪問者を迎え、2021会計年度からは大幅に増加したとしている。しかしGVBは、2019年に記録された入国者数と比較すると、グアム島の主要産業がCOVID-19パンデミックの影響から完全に回復するまでには長い道のりがあることも認めている。

 

米国とフィリピンからの訪問者は、2019年度から最も回復した到着市場のトップ3に入っており、3番目に回復したソース市場はGVBの報告書で「その他」としている。同局が追跡したデータによると、2019年と比較して、グアム島は米国本土から来る到着者の約68.6%を記録。パンデミック前の数字と比較すると、その他のソース市場の回復の数字は以下の通りです。

– フィリピン 30.1%.
– 韓国:14.8%。
– 中国:3.6%。
– 日本:2%。
– 台湾 1.5%.

すべての市場からの昨年度の到着者数は、2019年にグアムに到着した160万人以上の訪問者のわずか13.3%に過ぎない。しかし、前年比で比較すると、2022年は2021年よりも飛躍的に良くなっている。2022年9月の1カ月間だけで、グアムは28,029人の観光客の到着を記録し、2021年9月に比べて388.7%の急増となった。

 

GVBが発表した最新の到着速報によると、実際の到着者数は、2022年度の13万人という同局の当初の予測を約8万3千人上回ったとのこと。GVB局長兼CEOのカール・グティエレス氏は、「No.1産業の回復にはまだ長い道のりがあるが、航空会社パートナー、旅行業界、観光関連企業とともに歩んできた歩みは、目標に近づいている」と述べた。

 

グティエレス氏は、グアムの現政権がパンデミック支援金を島の観光復興支援に振り向けたことに感謝し、「アメリカン・レスキュー・プランの資金650万ドルを、グアム保健省との無料COVID検査プログラムによる観光客の帰国支援、航空会社インセンティブによる航空会社パートナーのキャパシティ増加支援、そして観光地へのアップグレードと投資支援の3つの主要イニシアティブに使うことを許可しました」と述べた。また「Air V&Vと市場内キャンペーンを含むこれらの成功したプログラムは、ソースマーケットからグアム島への需要を促進し、復興努力を引き続き支援するものです」としている。

 

インパクトのある調査
GVBはまた、Tourism Economicsとの提携により、通常5年ごとに発表される2019年から2021年のレポートを完成させたことを発表。この報告書は、観光産業が支出、政府歳入、地元の労働力に与える全体的な影響を綿密に監視し、追跡しているとしている。

 

2019年から2021年にかけてCOVID-19の大流行による観光客の急激なシフトのため毎年この調査が行われた。データによると、訪問者の支出は2019年に18億ドルであったが、2020年には4億400万ドルに減少し、2021年にはさらに下がって8800万ドルとなり、95.1%の減少となった。また、観光業からの税金は、2019年に2億5300万ドルで、2020年には1億2500万ドルに落ち込み、2021年にはさらに減少して5700万ドルになったことが報告されている。

 

観光がグアムにもたらした経済効果の総額も大きく変化した。2019年の総売上高は約24億ドル、2020年は7億7600万ドル、2021年は3億600万ドル。GVB観光リサーチ・戦略プランニングディレクターのフジカワ氏は、「観光客が減少することは誰もが予想していましたが、今回、業界のさまざまな部門にまたがる真の影響を確認することができました」と述べた。「観光産業の回復の見通しは、ゆっくりではありますが、軌道に乗っています。来年には2019年の訪問者数の33%程度、つまり約50万人の訪問者を回復させると予想しています。新しいデータを収集しながら、これらのレポートで消費習慣やトレンドがどのように変化するかを見るのは非常に興味深いことです」と述べた。


ユナイテッド航空、往復3.9万円の特別運賃
予約期限まであと4日、お見逃しなく。

 

3日ほど前に突如発表されたユナイテッド航空、グアム・サイパンへ往復3.9万円の特別運賃(燃油サーチャージ込み)のニュース、みなさんもお聞きになっていると思います。販売期間は10月11日から17日まで、搭乗期間は10月11日から12月15日までの日本出発分。このチケットを購入するチャンスは月曜日までなので、旅を計画できる方はぜひこの機会をお見逃しなく。

 

東京/成田・名古屋/中部・大阪/関西・福岡〜グアム線と東京/成田〜サイパン線の直行便5路線が対象。現在、いずれの路線も往復で37,400円の燃油サーチャージが課されているので、実質運賃部分は1,600円の計算になります。

 

ユナイテッド航空は現在、東京/成田〜グアム線を週18便、東京/成田〜サイパン線と大阪/関西〜グアム線を週3便、名古屋/中部・福岡〜グアム線を週2便の5路線週28便を運航していますが、特別運賃は東京/成田〜グアム線のUA197便、UA196便は対象外となるようなので要注意。

 

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