2022年10月18日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム労働省(DOL)のアメリカンジョブセンターは、就職説明会やトレーニングセッションを開催する企業にとって大変便利な施設。グアム労働局は人材不足を埋めるために施設とそのリソースを提供し、地元雇用者へのサービスを拡大することを発表した。

 

「私たちは、トレーニング、ビデオ会議、ジョブフェアの開催など、アメリカンジョブセンターの資源を活用するよう、企業に呼びかけたいと思います。グアム労働局にはジョブフェアを成功させるための企画・運営の専任スタッフがおり、企業の事業所内で開催することも可能です。もし、あなたの組織が雇用を計画しているのであれば、私たちは支援することができます」と述べている。

 

リリースによると、同機関は最近Citadel Pacific、IP&E、IT&Eと協力して就職説明会を開催し、労働機関はスペース、インターネットアクセス、スタッフ支援などを提供した。このイベントには約40人の求職者が参加し、22のポジションが雇用に結びついた。


人を育て、キャリアアップの道を開く
グアム独自の労働環境が広がるといいですね。

求めている人材が見つからないというミスマッチがあちこちで起きているようです。コロナ前には確保できていた人材が流出しているという現状の現れなのでしょう。適材適所のスタッフが配置できない場合、企業の営業活動の障害になったり、サービスの低下につながり、ひいてはグアム全体の成長や業界の質が下がることになり深刻です。

 

長く終身雇用の歴史がある日本と違い、グアムの労働力は流動的です。そのため、社員教育や新人研修が一般的でない側面もあります。日本式とアメリカ式の労働環境、いずれにも一長一短あると思いますが、小さな島特有の人の繋がりが濃密なグアム独自の労働スタイルがあってもいいように思います。大切に人を育て、キャリアアップする道が開かれる、そのキャリアは好条件での転職の機会にも恵まれる、そんな企業と人のつながりが労働市場にも広がるといいですね。

 

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